初期対応って重要ですね。

（Vol. 663/730）

 

吉本芸人さんの闇営業が
大問題になっています。

 

反社会的勢力との
お付き合いですから、
時流を考えると
きびしい対応は
致し方ないことでしょう。

 

当初、口利きをした芸人さんが
吉本から契約解除、
その他の芸人さんは
厳重注意という処分でした。

 

これを受けて、
厳重注意を受けた芸人さんは
「金銭の授受はなかった」と
身の潔白を主張。
問題は収束するかと思われました。

 

ところが、
次から次へと反社会的勢力との
親密なつきあいを証明するような
写真などが流出。

 

「金銭の授受はなかった」
という主張に嘘が合ったことを
認めたため、
無期限の謹慎処分が決定しました。

 

なぜ、ここまでこの騒動は
大きくなってしまったのでしょうか？

 

もちろん、昨今の
コンプライアンス遵守から
反社会的勢力とのおつきあいは
大問題であることは
間違いありません。

 

口利きをした芸人さんが
契約解除されたこともあり、
うまく切り抜けたいということを
考えたのかもしれません。

 

けれど、
そのために嘘をついてしまったのは
まずいですよね。

 

つまり、初期対応がまずかったため、
問題が大きくなってしまった
わけですね。
隠ぺいしようとしたために、
必要以上に大騒ぎになった
感じもします。

 

初期対応で
誠実な対応をしておけば、、、
なんだか非常にもったいないですね。

 

謝罪のときは、
気を付けないといけませんね。

 

まあ、吉本は芸人さんと
明確な契約がないらしく、
ある程度の闇営業は
黙認していたという話も
あったりします。

 

もし、そうであるならば、
会社としての「あり方」自体に
問題があるような気もしますけど。

 

と、ここまで闇営業騒動の
雑感を書いてきました。

 

でも、税理士的には、
この騒動、違った視点で
気になるところがあるんですよね。

 

これについては、
長くなるので明日にしますね。

 

 

本日も最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。

税理士 / キャッシュフローコーチ
齋藤泰行（さいとうやすゆき）
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