コロナショック まずは「キャッシュフローの見える化」です
（Vol. 937/1000）
今日は「ステーキ」絡みで
印象的なニュースが2つ。
ひとつは、
「ステーキハンバーグ＆サラダバーけん」
が破産というニュース。
これは、先月末に破産手続きに
入ったというニュースが
出ていましたので、
法的手続きが進んだということ。
まあ、こちらは、
予定通りではありますね。
もうひとつは、
「いきなり！ステーキ」を
運営するペッパーフードの
資金繰り懸念のニュース。
2019年12月期の
有価証券報告書について、
重要な後発事象が発生したとして
「継続企業の前提に関する
重要な不確実性が存在する」
と注記すると発表しました。
以前から経営危機は
伝わっていましたが、
今回のコロナショックの影響も
大きいのでしょう。
「泣きっ面に蜂」
「弱り目に祟り目」
といった感じでしょうか。
先日のカンブリア宮殿でも
すかいらーくの創業者の横川さんから
一瀬社長が公開処刑を
喰らっていましたし、
経営陣というか
社長の経営の舵取りが
マズいことは明確です。
そして、そういう経営の歪みは、
キャッシュフローの悪化
というかたちで顕在化します。
ただでさえ大変な状況からの
コロナショックですから
創業以来の大ピンチでしょうが、
経営者の手腕が
問われる場面ですね。
飲食もそうですが、
その他の業種でも
コロナショックの影響を
受けている会社は多いと
思われます。
とりわけ、
中小企業においては、資金繰りや
キャッシュフローの悪化は
避けられません。
当然、売上の回復は
大切なことですが、
お金がショートしてしまっては
そこで会社は力つきていまします。
まずは、
キャッシュフローの予測です。
「キャッシュフローの見える化」ですね。
現状のままなら、
いつまでショートしないのか。
これをしっかり把握することが
重要です。
近々にお金が回らないことが
予見される場合、
早めに動く必要があります。
コロナ対策の施策もあるので、
これらの融資などを活用して
キャッシュフローの改善を
しましょう。
日本政策金融公庫は、
かなり融資の申し込みが
殺到しているようです。
（公庫の担当者談）
融資がおりるまで
時間がかかるでしょうから
早めに動くことが重要ですね。
本日も最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。
税理士 / キャッシュフローコーチ
齋藤泰行（さいとうやすゆき）
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