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やっぱり粉ものって儲かるんですね

 

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(Vol. 819/1000)

 

ミシュランでも
取り上げられた
大阪のたこ焼き屋が
税務調査で1.4億円の
所得隠しを指摘されました。

 

追徴税額は、
重加算税の含めて
約8,000万円。

 

なんだか、
最近こんなニュースが
多いですよね?

 

このお店はミシュラン効果と
インバウンド需要で
売上が激増したそうですが、
なんとレジの記録を削除という
古典的な手法で売上を減らし
所得を減らしていました。

 

粉ものは儲かる
といいますからね。

 

これにより法人税だけでなく、
消費税も脱税していたわけです。

 

修正申告を済ましているようですが、
これってかなり悪質です。

 

推測ですが、
事前に調査官が張り込んで
1日のお客数や
どれぐらい売れているかを
調査して概算の売上を
算定したのでしょう?

 

そして、そこから考えて
極端に売上が少ないなどの
理由から税務調査に至った
のではないでしょうか?

 

あるいは、タレコミか?

 

まあ、いずれにしても、
あまりにアホな脱税なんて
割に合わないということです。

 

これ、「太らされて」
(警察風に言えば、「泳がされて」)
がっつり搾り取られた
ケースかもしれません。
確認しようが
ありませんけどね。

 

そして、忘れてはいけないのは、
これを期に客離れも
進むということ。

 

ミシュランもそういうマインドの
会社は当然に掲載から
外すでしょうし、
庶民の味方のたこ焼きも
「脱税たこ焼き」では
お客さんの心象も悪いですし。

 

給与に係る源泉所得税も
脱税してようですし、
この会社これから当分の間は
「冬の時代」ですね。

 

正直者がバカをみる
世の中ではよくないので、
こういう会社からは
厳格に徴税をしてもらいたい
ものですね。

 

と、今日はほぼ「憤り」しか
書いていませんが、
本件はちょっと酷いので
ご容赦ください。

 

 ミシュランガイドにも掲載された大阪・梅田(大阪市)の人気たこ焼き店「はなだこ」の運営会社と関連会社の計3社が大阪国税局の税務調査を受け、2018年4月までの5年間で計約1億4千万円の所得隠しを指摘されたことがわかった。重加算税を含む追徴税額は約8千万円。国税局はインバウンド(訪日外国人客)効果で売り上げを伸ばし、その一部を申告していなかったとみている。

 

 はなだこは、JR大阪駅東の高架下の「新梅田食道街」の中で営業。「ミシュランガイド京都・大阪2018」で、5千円以下で質の高い料理を出す「ビブグルマン」として掲載されたこともあり、外国人観光客が多く訪れ、昼夜を問わず行列ができる人気店だ。

 

 関係者によると、調査を受けたのは大阪府守口市の「芭食サービス」「翠松フードサービス」「新紀」。国税局は、レジを操作して客が商品を購入した記録の一部を消去する手口で売り上げの一部を除外し、法人税や消費税の支払いを免れていたと判断。また、従業員の給与にかかる源泉所得税の一部も納めていなかったとみている。

 

 3社はすでに修正申告し、納税したという。運営会社側は「(3社が)税務調査を受けたことは事実」としたうえで、調査の内容や結果については「お答えできません」としている。

 

(2019年11月26日 朝日新聞より) 

 

本日も最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。

税理士 / キャッシュフローコーチ
齋藤泰行(さいとうやすゆき)
URL   :https://saito-tax.com/
メール:info@saito-tax.com

 

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