勝ちに不思議の勝ちあり　負けに不思議の負けなし

（Vol. 871/1000）

 

ヤクルトなどの監督を
つとめたノムさん。

 

ノムさんはいろんな
名言があります。

 

勝ちに不思議の勝ちあり
負けに不思議の負けなし

 

とりわけ、
有名な言葉かもしれません。

 

ラッキーで勝利を
拾うことはありますが
どんな敗戦にも
必ず敗因がある。
不運だけによる敗戦はない。

 

だから、
敗因をきびしく
自己分析することが
次の勝利の第一歩である。

 

 そんな意味合いですね。

 

この言葉、
ずっとノムさんの名言だと
思っていましたが、
調べてみると元々は
松浦静山の言葉だと知りました。

 

松浦静山は、
江戸時代中期の大名、
備前国平戸藩主です。

 

勝ちに不思議の勝ちあり
負けに不思議の負けなし
は、彼の書いた
「剣術書」にある言葉です。

 

これを知って、
この言葉が以前より含蓄のある
言葉に思えました。

 

もちろん、
プロ野球も真剣勝負
だと思いますが、
剣術は文字通り
「真剣勝負」です。

 

場合によっては、
命のやりとりを
するわけですから
言葉に深みがあります。

 

稽古で負けた場合、
次の真剣勝負のときに
死なないようにするため、
負けた原因をしっかりと
分析して次には必ず
勝てるように
しなければいけません。

 

ビジネスの世界だと
「負け」は「失敗」に
置き換えることができます。

 

計画をたてて、
実行したもののうまくいかず
失敗したならば、その失敗の原因を
分析して次の成功に
つなげる必要があります。 

 

Plan（計画）
↓
Do（実行）
↓
See（評価）

PDSですね。

 

勝ちに不思議の勝ちあり
負けに不思議の負けなし

 

「失敗」をチャンスととらえ、
PDSをきっちり回して
「成功の種」にしましょう！

 

 

本日も最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。

 

税理士 / キャッシュフローコーチ
齋藤泰行（さいとうやすゆき）
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