イチロー引退 「後悔などあろうはずがない」
(Vol.568/607)
イチロー選手が引退しました。
「日本での試合で引退」
という噂はありましたが、
実際に引退となると
さびしいですね。
イチロー選手、
実績も超一流ですが、
数々の名言も残しました。
夢は近づくと目標に変わる。
小さいことを重ねることが、とんでもないところに行くただひとつの道。
何事も前向きに行動することが可能性を生む。
成績は出ているからいまの自分でいいんだ、という評価を自分でしてしまっていたら、いまの自分はない。
いま自分にできること。頑張ればできそうなこと。そういうことを積み重ねていかないと遠くの目標は近づいてこない。
引退会見でも、
自分の言葉で思いを
誠実に語っていましたね。
たくさんの名言がありましたが、
とりわけ、
最後の質問が印象的でした。
(質問)
前のマリナーズ時代、何度か「自分は孤独を感じながらプレーしている」と話していた。ヤンキース、マーリンズとプレーする役割が変わってきて、去年ああいう状態があって今年引退。その孤独感はずっと感じてプレーしていたのか。それとも前の孤独感とは違うものがあったのか。
(イチロー選手)
現在それ(孤独感)全くないです。今日の段階で、それは全くないです。
それとは少し違うかもしれないですけど、アメリカに来て、メジャーリーグに来て……外国人になったこと。
アメリカでは僕は外国人ですから。このことは……外国人になったことで、人の心を慮ったり、人の痛みを想像したり、今までなかった自分が現れたんですよね。
この体験というのは、本を読んだり、情報を取ることはできたとしても、体験しないと自分の中からは生まれないので。
孤独を感じて苦しんだことは多々ありました。ありましたけど、その体験は未来の自分にとって大きな支えになるんだろうと、今は思います。
だから、辛いこと、しんどいことから逃げたいと思うのは当然のことなんですけど、でもエネルギーのある元気なときにそれに立ち向かっていく、そのことはすごく人として重要なことなのではないかなと感じています。
逃げずに愚直に実践してきた人の
言葉は重たいですね。
イチロー選手を見習い、
成果を出すためには
逃げずに行動するしかありません。
体験や行動が未来の自分の糧になる、
そう信じて。
いつの日か、
「後悔などあろうはずもない」
イチロー選手のように言えるよう
いまを生きていきたいものです。
本日も最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。
税理士 / キャッシュフローコーチ
齋藤泰行(さいとうやすゆき)
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