コロナはつらい
(Vol. 1061/1096)
NHKの「逆転人生」
という番組があります。
先日の放送で
「借金地獄サバイバー」
が取り上げられていました。
自分の借金の経験を活かして、
中小企業の支援する活動を
おこなっている方が主役でした。
この方は、両親の経営する
会社を引き継ぎ、
莫大な借金を背負う
ことになります。
資金繰りに困り果てて、
好ましくないところからも
お金を借りてしまい、
まさに「借金地獄」に陥ったそうです。
ひどい取り立てなども
経験しながら、
周りの人の協力を得て、
なんとか苦労の末に
返済地獄から抜け出しました。
そういう経験を活かして
私のようになって欲しくない
という想いで
資金繰りに苦労する中小企業の
手助けをしているそうです。
この方の活動は
素晴らしいわけですが、
今回お伝えしたいのは
この方のコロナ観です。
それは、一言で
コロナはつらい
です。
どういうことでしょうか?
この言葉は、
短い言葉ですが
端的で本質的ですよね。
たとえば、
リーマンショック。
これは、意味としては
「金融危機」でした。
だから、実体経済としては、
そこまで深い影響は
ありませんでした。
ところが、
今回のコロナ騒動。
全世界の実体経済が
明確に大打撃を受けています。
そして、第二波が
言われているように、
いつ終息するか
検討もつきません。
だから、「コロナはつらい」
わけですね。
では、この局面を乗り切るためには
どうすればいいのか?
残念ながら、
できることをやるしか
ないんですよね。
まずは、
基本に立ち返り、
「理念」と「お金」でしょう。
「あり方」の基づいた
行動することで
ブレない軸ができます。
同時に血液たる「お金」を
回し続けなければ
会社は死んでしまいます。
この二つを両立することが
最重要ですね。
「コロナはつらい」ですが、
愚直に行動するしか
ありませんよね。
本日も最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。
税理士 / キャッシュフローコーチ
齋藤泰行(さいとうやすゆき)
URL :https://saito-tax.com/