リーダーに必要な「4つのE」とは?
(Vol. 634/730)
ジャック・ウェルチを
ご存知でしょうか?
GEの元CEOで
20世紀最高の経営者の一人に
あげられている人です。
彼がGEのCEOになるにあたって、
たくさんのリーダーを
選ぶ必要がありました。
そして、そのリーダーを
選ぶ基準として
「3つのE」を掲げて
リーダーを指名しました。
「3つのE」とは、
Energy
エネルギーに満ちあふれていること
Energize
まわりを元気づけられること
Edge
ぶれずに決断できること
ところが、
「3つのE」で選んだリーダー
の成果はまばら。
成果があがるチームもあれば、
成果のあがらないチームも
ありました。
どんなにすばらしい
チームをつくり、
どんなにすばらしい
アイデアを捻りだしたとして、
単純に「行動」しなければ、
成果なんてでません。
そんな当たり前のことに
気づいたそうです。
こうして「4つ目のE」
が加わりました。
Execute
実行する力
さて、
「4つのE」はリーダーの資質
についてのお話ですが、
中小企業の経営者にも
そのまま当てはまります。
「4つのE」はどれも重要ですが、
とりわけ、実行する力は大事ですね。
現状を変えて
結果を出すには、
行動を起こすしか
ありませんからね。
けれど、
新しいことを
行動しようとしても、
先送りしてしまう
なんてことはないでしょうか?
やはり、
行動を促す仕組みを
つくることが大切です。
具体的には、
定期的に振り返る機会
を設けること。
健康的な強制力を
機能させるために、
コーチ役を人に頼んでみても
いいかもしれません。
いづれにしても、
「4つのE」を意識して
愚直な行動を積み重ねること。
そして、「行動」の質を
あげるための仕組みづくり。
これらが成果を
あげるためには重要です。
「4つのE」
意識して行動してみては
いかがでしょうか?
本日も最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。
税理士 / キャッシュフローコーチ
齋藤泰行(さいとうやすゆき)
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