「頑張ることは繋がる」 ストーリーを語ることで想いは伝わる
(Vol. 1078/1096)
朝ドラ「エール」
いまは再放送ですが、
やはり観てしまいますね。
本日の回は、作曲家として
うまくいかない主人公
裕一にとって重要な回でした。
レコード会社で専属作曲家の
契約を結んでいるのですが、
全く曲が採用されません。
裕一は、西洋音楽の
国際的な賞を受賞して
ロンドンへ留学が
決まっていました。
ところが、
不景気を理由に
留学は取り止め、
作曲家になったという
経緯があります。
そういう西洋音楽への
プライドが大衆曲の
作曲家としては
「はなにつく」と
つくる曲つくる曲が
ボツになっていたのでした。
同時期に、
早稲田大学の応援団から
応援歌の作曲依頼を
受けていました。
曲が採用されず、
自暴自棄になった裕一は
応援歌の作曲は
まったくペンが進みません。
自分にはもう書けないと
団長に言い渡します。
裕一の妻の音は、
とある言葉を聞いて、
いまの裕一にとって必要なことは
「だれかのために作曲をすること」
と考えるに至りました。
そして、
この状況を打開するために
早稲田の団長がその想いを
裕一に伝えて、
裕一の感情を揺り動かすこと。
早慶戦の前日、
団長は裕一に
あるストーリーを語ります。
一緒に甲子園を目指した友との
とある出来事
なぜ、早稲田の
応援団に入ったのか?
なぜ、一生懸命に
応援するのか?
なぜ、裕一に
作曲を依頼したのか?
不器用ではあるものの、
ストーリーを通して、
「想い」を語ることで
「頑張ることは繋がる」という
メッセージは裕一に伝わります。
そして、
感情を揺り動かされて、
明日までに作曲を
することを約束します。
理路整然と
正論を語られても、
人は動きません。
正しいだけでは、
ダメなんですよね。
団長にようにストーリーを語り、
感情を動かさないと
人は行動を変えてくれません。
この回から数回の応援歌に
まつわるドラマは
非常に学ぶべきことが多い。
機会があれば、
ぜひ観てもらいたいです。
必ずヒントを得られると
思いますのでおススメですよ。
本日も最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。
税理士 / キャッシュフローコーチ
齋藤泰行(さいとうやすゆき)
URL :https://saito-tax.com/