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コロナショックの影響が長期化か まずは何をすべきか?

 

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(Vol. 929/1000)

 

新型コロナウイルスの
勢いがとまりません。

 

アメリカやヨーロッパでの
本格的な感染拡大で
実態経済にも大きな影響を
与えています。

 

状況を考えると、
インフルエンザのように
「春になったら即解決」
というわけにはいかないようです。

 

ある程度の長期戦になると
想定する必要があるでしょう。

 

では、
長期戦を想定する場合、
取り組むべきことはなんでしょうか?

 

私は、やはり
キャッシュのチェックだと思います。

 

キャッシュが尽きてしまえば、
事業はたちゆかなくなりますから。

 

まずは、
手元キャッシュのチェックです。

 

銀行口座の残高は
もちろんですが、
売掛金、買掛金等の
お金の出入りのチェックも忘れずに。

 

また、現金化できるものを
確認します。

 

経営セーフティ共済、
法人契約の生命保険、
株式や投資信託などの金融資産など
ですね。

 

いざというときに
調達できる金額を
確認しておきましょう。

 

そして、
つぎに固定費の確認です。

 

固定費は、コチラで
解説していますのでご覧ください。

お金のブロックパズルってなに?(その2 粗利~利益編)

 

固定費は、
毎月必ずかかるコストです。

 

人件費、家賃、水道光熱費、
通信費など毎月払っている
コストはいくらでしょう?

 

きちんと把握していますか?

 

売上があろうとなかろうと
出ていくお金は
きちんと押さえておきましょう。

 

最後に、いまある手元のキャッシュが
固定費の何か月分あるのかの
チェックです。

 

たとえば、3か月分ならば、
仮に売上が0円になっても、
3か月はやっていける金額が
手元にあるということです。

 

今後予想される売上であれば、
どれぐらいお金が回るのか、
シミュレーションします。

 

いわゆる、
キャッシュフローの予測です。

 

ポイントは、
楽観的になりすぎないこと。

 

半年以上先までも
問題ない水準であれば、
ひとまずキャッシュは
大丈夫でしょうか。

 

もちろん、状況は変わるので
毎月毎月、確認は
忘れずにおこないましょう。

 

もし、半年先までも
見通せない場合は
どうすればいいでしょうか?

 

やはり、
融資を検討すべきだと思います。

 

コロナ対策では、
日本政策金融公庫の融資が
使い勝手が良いです。

日本政策金融公庫 「新型コロナウイルス感染症特別貸付」はこんな制度です

 

これとともに
セーフティーネット保証4号も
検討に値します。

新型コロナウイルスで資金繰りに困ったらどうすればいいか?

 

ポイントは、
はやく動くことです。

 

時間が経つにつれて、
どちらの融資も人が
殺到することが想定されます。

 

そうなると、当然のことながら、
融資までの時間もかかります。

 

リーマンショックの時も
セーフティーネット制度は
あったそうですが、
融資までに時間がかかりすぎて、
資金調達が間に合わずに
倒産した会社もたくさんあったそうです。

 

キャッシュがあれば、
とりあえず事業は継続できます。

 

融資を受けるのならば、
早めに申し込みをおこなうことを
おすすめします。

 

すばやい行動が重要な局面
と言えるでしょう。

 

本日も最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。

税理士 / キャッシュフローコーチ
齋藤泰行(さいとうやすゆき)
URL   :https://saito-tax.com/
メール:info@saito-tax.com

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