どこでもオフィスを実現するためのクラウドセミナー クラウドは良いところ取りでいいのでは?
(Vol. 686/730)
先日、クラウドに関する
セミナーに参加しました。
このセミナーの趣旨が面白く、
どこのクラウドの会社とも
利害関係のない人達が
身銭を切って使って
試したクラウドサービスを
自由に語るというもの。
そして、最終的にクラウドを活用して
「場所や時間の制約をなくす」
という目標に共感して
参加を決意したわけです。
クラウドツールは
大きく2つにわけて話は進みました。
ビジネスツールと会計ソフトです。
ビジネスツールとしては、
どこでも仕事をできる環境
をつくるが論点でした。
そのためには
以下の問題を
克服する必要がある、と。
・紙の書類問題
・固定電話、FAX問題
・対面ミーティング問題
これらを克服するために
いろいろなツールが
紹介されていました。
とりわけ、
クラウドサイン、
EVERNOTE SCANNABLE、
JFAXなんかは
利用してみる価値あり
と思いました。
またビジネスチャットや
タスク管理についても
語っていましたが、
「どれも帯に短し襷に長し」
とのこと。
語られていた中では、
ビジネスチャットの
ハングアウト(GOOGLE)と
タスク管理のAsanaは
早速導入してみようと思いました。
会計ソフトについては、
クラウド会計のfreeeと
MFクラウドを中心に
語られていましたが、
これは普段私が感じていることが
言語化されていました。
どちらのソフトも数年前は、
「だれでも全自動で会計ができる」
みたいなニュアンスでしたが、
最近は「会計事務所ありき」で
「詳しいことは会計事務所で!」
みたいな感じです。
つまり、結局のところ、
インストール型のソフトと
似たようなスタンスに
落ち着いているわけですね。
講師が言っていた
「簿記の知識なしでは
ゴミデータをつくるだけ」
というのは本当その通りだな
と共感しましたね。
会計ソフトについての結論、
クラウドだけにこだわらなくてもいいのでは?
という提案は
「なるほど!」と感じ、
早速実践で取り入れようと
思いました。
正直、クラウド会計は
反応が遅いです。
だから、クラウドだけで
すべての作業をするのは
効率的ではありません。
効率的に業務をこなすために、
クラウドの良い所だけ利用して、
あとは弥生会計で処理する
「クラウド会計+弥生会計」
の折衷スタイル。
これが合理的な考え方
なんでしょうね。
私も引き続き
より良い使い方を模索して
いこうと思いましたね。
まずは、自分でやってみて、
試してみて、
感じることから模索を
始めていきたいと思います。
本日も最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。
税理士 / キャッシュフローコーチ
齋藤泰行(さいとうやすゆき)
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