お金の話は「がむしゃら」だけではどうにもならない
(Vol.503/607)
全豪オープンテニス1回戦
錦織選手が無事勝ち上がりました。
とはいえ、
相手に2セット連取される
きびしい展開。
とくに、
第2セットをタイブレークの末に
落としたときは、
万事休すかと思われました。
第3セットで対戦相手に
アクシデントがおこり、
棄権により辛くも
手にした勝利でした。
対戦相手は、
世界ランキング176位の
マイクシャク選手。
今回が四大大会の初の本戦出場
という無名の若手選手です。
初の本戦ということで勢いもあり、
がむしゃらな全力プレイで
錦織選手を圧倒していました。
ところが、
手や足の痙攣をおこしたように、
限界ギリギリだったのでしょう。
がむしゃらなだけでは
最後まで体がもたず、
棄権という残念な結果に
なってしまいました。
経験を積んで
うまく体力の配分ができたなら、
結果も違っていたかもしれませんね。
さて、
このお話は資金繰りにも
そのまま当てはまるのでは
ないのでしょうか。
事業運営にあたり、
事業の状況に応じて
使えるお金は限られています。
コストを無視して、
お金を湯水のように使っては、
事業に支障をきたしてしまうでしょう。
仮に設備投資をするにしても、
事業計画をしっかりとたてて
資金繰りに無理のないプランが
必要となります。
お金を回し続けなければ
事業は継続できませんからね。
体力的な問題は
休養を取れば回復しますが、
お金の問題はそうもいきません。
お金が回らず、
資金繰りの目処がたたなければ、
そこで事業運営が終わってしまいます。
がむしゃらなだけでは
なんともなりません。
お金のブロックパズルならば
お金の流れを見える化できます。
数字は羅列してもわかりにくいですが、
見える化できるとお金の配分を
視覚的に把握できます。
お金の話が苦手な方は、
お金のブロックパズルを
活用してみてはいかがでしょうか?
本日も最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。
税理士 / キャッシュフローコーチ
齋藤泰行(さいとうやすゆき)
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