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「貢献」に対して「期待」をかける

 

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(Vol. 1082/1096)

 

コロナ禍でスポーツイベントは
苦戦が伝えられています。

 

客数の制限もありますし、
密を避けるため
自重する方も多いので
致し方ありません。

 

そんななか売上が
好調なイベントがあります。

 

それは、競馬です。

 

中央競馬、地方競馬ともに
前年対比で売上を大幅に
更新しています。

 

そんな注目を集める競馬ですが、
昨日の重賞で「ドラマ」がありました。

 

昨日の小倉競馬場の
メインレースは小倉記念。

 

勝ったのは10番人気の
アールスター号でした。

 

本来、競馬は勝った馬が
主役なんですが、
今回の「ドラマ」の主役は
長岡ジョッキーでした。

 

長岡ジョッキーは
今年の3勝目が
このレースという騎手です。

 

この時期、
トップジョッキーは
すでに100勝を超えていますから、
勝ち星は控えめに言っても
多くはありません。

 

ジョッキーの世界はきびしいので、
オーナーの一声ですぐに
うまいジョッキーに
乗り替わられてしまいます。

 

では、
なぜ、このレースで
長岡ジョッキーは
騎乗依頼を受けることが
できたのでしょうか?

 

長岡ジョッキーは、
アールスター号の
調教をつけていました。

 

だから、
この馬の稽古をつけて、
癖をしっかりと
つかんでいたジョッキーです。

 

つまり、この馬のことを
一番よく知っている
ジョッキーです。

 

そういう日頃の貢献に対して、
調教師とオーナーが
チャンスを与えたわけです。

 

そして、長岡ジョッキーは、
その期待に
見事結果で応えました。

 

長岡ジョッキーは、
正直、地味なジョッキーです。

 

でも、そんな人も腐らずに
努力をしていれば、
必ずチャンスが訪れます。

 

そして、そういうチャンスで
結果を出すには
不断の努力が問われるわけです。

 

少ないチャンスを
ものにした長岡ジョッキー、
本当に素晴らしいですね。

 

一方で、
そういうジョッキーに

チャンスを与えた
杉山調教師も
素晴らしいですね。

 

経営者は貢献に対して、
期待をかけて
チャンスを与えることは
重要なことです。

 

大きなチャレンジですが、
予期せぬ成果をもたらす
可能性があるからです。

 

今回の小倉記念の
勝利ジョッキーインタビューで
長岡ジョッキーはこう答えています。

 

大きな舞台で乗せてくれたオーナーさん、杉山先生、関係者の皆さんに恩返しができてホッとしました。

競馬で乗るのは初めてですが、調教ではずっと乗って成長を見てきたので自信をもって乗れました。

 

このチームとって
今回の重賞制覇は
本当に大きな1勝になった
と言えますね。

 

「貢献」に対して
「期待」をかけること。

 

このことが組織の飛躍のカギを
握っていると言っても
過言ではないんでしょうね。

 

馬券は外れましたが(苦笑)、
よいドラマを観たので
良しとしましょうか。

 

本日も最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。

税理士 / キャッシュフローコーチ
齋藤泰行(さいとうやすゆき)
URL   :https://saito-tax.com/

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