「PDCA」がしっくりこない人 「TEFCAS」はいかがですか?
(Vol.592/607)
ビジネスの世界では、
よく「PDCA」と言われます。
PはPlan(計画)、
Dは Do(実行)、
CはCheck(評価)、
AはAction(改善)で
このサイクルを
回していくことです。
個人的には、
Aは「改善」という意味合いなら
「Adjust」の方が
しっくりきますが、
一般的には「Action」ですね。
また「Plan-Do-See」なんて
サイクルで言われる場合もあります。
こちらの方が、
シンプルな言い回しですが、
言ってることは似ています。
いづれにしても、
これらのサイクルは
Plan(計画)から始まります。
ですから、
あらかじめ目標に到達するまでの
計画を立てなくてはいけません。
それゆえ、
やり方がわからなかったり、
めんどくさかったり、
どうせ計画通りいかないと考えたり、
計画を立てることを
敬遠されるケースがあります。
確かに計画をつくるのは
結構大変ですから、
その気持ちも
わからなくはありません。
さて、先日、
そんな方にも相性がよさそうな
「TEFCAS」という考え方を
知りました。
「TEFCAS」は、
脳の成功メカニズムに
基づいて考えられた
サイクルのことです。
Try-all(試す)
↓
Event(出来事)
↓
Feedback(フィードバック)
↓
Check(チェック)
↓
Adjust(調整)
↓
Success(成功)
TからAのサイクルを
繰り返し回して、
Sに到達するという
アプローチですね。
それぞれの項目を
簡単に見ていきます。
Try-all(試す)
目標に向けて進もうと試行します。
Event(出来事)
良い出来事であれ、悪い出来事であれ、何かが起こります。
Feedback(フィードバック)
その出来事にかかわるフィードバックを受け取ります。
Check(チェック)
フィードバックが正確か、妥当かをチェックします。
Adjust(調整)
フィードバックに基づいて行動します。次の試行、あるいは成功の定義を調整します。
Success(成功)
上記のステップを従って目標を達成し、成功を収めます。
ポイントは、
「TEFCAS」が「行動」から
始まる点ですね。
まずは「行動」という人は、
「PDCA」よりも
「TEFCAS」の方が
しっくりきます。
どちらのアプローチも
理想の状態や目標を達成する
という意味では同じです。
どちらがやりやすいかによって、
使いわければいいのでは
ないでしょうか?
ちなみに、私の場合、
いまは「PDCA」「PDS」に慣れましたが、
ある程度の訓練が必要でした。
個人的には「TEFCAS」的なアプローチ
の方がしっくりくるタイプですね。
「PDCA」がしっくりこない人は
「TEFCAS」を試してみてくださいね。
本日も最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。
税理士 / キャッシュフローコーチ
齋藤泰行(さいとうやすゆき)
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