意図が伝わらない →「○○○」が足りていない

（Vol. 1012/1096）

 

レインボーブリッジの
ライトアップが
問題となっています。

 

東京都はコロナ感染症対策の
状況を都民に知らせるため、
7色のライトアップを
レインボーブリッジと
東京都庁で実施しています。

 

感染状況が指標を
超えた際に発動される
「東京アラート」の場合は、
赤色でライトアップされます。

 

ニュースで取り上げられているので、
赤色でのライトアップは
認知されている方も多い
と思います。

 

ただ、このライトアップ。
実施されているのは
午後8時から12時です。

 

じつは、その前の
午後7時から8時までの間は、
医療従事者などへの
感謝を示すため、
青色にライトアップ
されているのです。

 

このことをご存知の方って
どれくらいいるのでしょうか？

 

多くの人が青色の
ライトアップを見て、
感染状況が落ち着いたと
誤解しています。

 

また、意図とは逆に
「ライトアップがきれい」
ということで人が
集まっていたりもするだそう。

 

人が密集してしまっては
元も子もありませんね。

 

やりたいことの意図が相手に
うまく伝わっていないわけです。

 

でも、
こういうことって
会社でもよくあること
ではないでしょうか？

 

社員や部下達に
指示をだしたけど、
指示の意図が伝わらず
うまくいかない。

 

社長さんから
よく聞くお悩みの一つです。

 

では、なぜ、
うまく意図が伝わらない
のでしょうか？

 

それは、
「前置き」が足りないからです。

 

いきなり「こうやれ」
と命令されても、
人は素直に言うことを
聞きません。

 

その意味を理解しないと
行動できないからです。

 

この「前置き」は
簡単でいいんです。

 

指示をする前に、
その行動をおこなう意図や
意味を簡潔に説明するだけで、
全然状況は違います。

 

ちょっとした気遣いの
「前置き」をいれるだけで
コミュニケーションは
スムーズになります。

 

お試しくださいね。

 

本日も最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。

税理士 / キャッシュフローコーチ
齋藤泰行（さいとうやすゆき）
URL   ：https://saito-tax.com/