意識が変われば行動も変わります
(Vol.502/607)
昨日のニュースステーションで
バドミントンの桃田選手の
インタビューが放送されていました。
桃田選手は、違法賭博で
1年間大会への出場停止処分が
下されていました。
復帰後、昨年の夏に
復活優勝してからは
独り勝ちの状態でした。
桃田選手は、
何が変わったのでしょうか?
1年間の謹慎中に
いろいろな気づきがあった
と言います。
桃田選手はNTT東日本の所属ですが、
謹慎中は会社に通勤して
事務仕事をしていたそうです。
それまでは会社で
仕事をしたことはなく、
当たり前ですが
そこで毎日働いている人たちの
支えがあってこそ、自分が
バドミントンをできていることに
はじめて気づけたのだとか。
それからは、
「自分ひとりの試合ではない。自分ひとりの勝ち負けではない。勝って恩返しがしたい。」
と練習に取り組むようになりました。
一言で言えば、
バドミントンに取り組み
姿勢が変わったわけですね。
具体的には、それまでは、
走り込みなどの地味な練習は
あまりせずにいたそうですが、
謹慎後からは積極的に
地味な練習をこなす
ようになりました。
その地味な基礎練習の効果がでて、
泥臭いプレーができるようになり、
それが独り勝ちにつながっています。
謹慎処分は桃田選手にとって
大きな挫折だったでしょうが
(自業自得ですが)、
その底を乗り越える
プロセスがあったからこそ、
いまの大躍進があったと言えるでしょう。
「失敗は成功の母」ではありませんが、
失敗に向き合い、
失敗を糧にする姿勢は重要です。
失敗を経たからこそ、
気づけることもありますからね。
インタビューの最後で
「人は変われると思うか?」
と聞かれていました。
「変われます」
と桃田選手が力強く
こたえたのが印象的でした。
意識が変われば行動が変わります。
あとは、愚直な実践あるのみでしょう。
本日も最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。
税理士 / キャッシュフローコーチ
齋藤泰行(さいとうやすゆき)
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