まさかの事態に直面 万が一の備えはいくら必要か?
(Vol. 798/1000)
先日の台風19号で
衝撃的な写真が
話題になりました。
北陸新幹線が
水没している写真です。
ニュースによると、
その水没した新幹線は
全て廃車となることが
決定しました。
JR東日本とJR西日本の
損失の合計は、
なんと150億円。
ある程度は保険でカバー
される部分もあるでしょうが、
運航できない機会損失も
含めると被害は
さらに膨らみます。
まさかの事態と
言えるでしょう。
JRレベルの会社なので
この被害額になりますが、
こういった台風被害自体は
どんな会社でも見舞われる
可能性はあります。
そういうときのために
「万が一」の備えは
できていますか?
もしかしたら、
「万が一」の備えが
いくらなのかわからない、
なんてこともあるかも
しれませんね。
ひとつの考え方としては、
「どれくらいの期間を
休業しても持ちこたえられるか?」
という尺度があります。
たとえば、3ヶ月の場合、
3ヶ月分の固定費と
借入金の返済額を
賄える額というのが
1つの目安になるでしょう。
それを「理想的な数値」として、
現実的にむずかしいのであれば
「現実的な数値」を設定する。
そこから、逆算して
「万が一」のために備えて
キャッシュを貯める計画を
立てるわけです。
そんな時には、
お金のブロックパズルを
使って考えると
わかりやすいので
おススメです。
まさかの事態に直面しても
凌げるだけの準備をして
おきたいものですね。
本日も最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。
税理士 / キャッシュフローコーチ
齋藤泰行(さいとうやすゆき)
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