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なぜ、マックはコロナ禍で業績が好調だったのか?

 

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(Vol. 1054/1096)

 

半沢直樹の待望の
新シリーズがはじまりました。

 

初回から決め台詞
「倍返し」が出たり、
大和田常務の名言
「恩返し」が出たり、
見どころ満載。

 

大注目を集める作品ですが、
視聴率も好調だったようですね。

 

主演の堺雅人さんは
マックのCMにも出ていますが、
半沢直樹のようにマックも
業績が「倍返し」状態。

 

6月には上場来高値を更新
しているように絶好調です。

 

でも、コロナ禍で
一般的に飲食業は
甚大な影響を受けています。

 

なぜ、マックは
業績が好調なのでしょうか?

 

コロナにより、
マックはテイクアウトの
営業のみでした。

 

これが転機だったようです。

 

売上は、
「客数 × 客単価 × リピート率」
で計算されます。

 

マックでは、
客数は減ったものの、
客単価は大幅に増加しました。

 

そして、結果として、
売上が大幅に増加したわけです。

 

どういうことか?

 

これは、客層が入れ替わったこと
が大きな要因です。

 

マックは100円マックなど
中高生や勉強目的の
サラリーマンなどの
利用者が多かったわけですが、
この層の利用者がコロナで
いなくなりました。

 

客単価が低く、長居する、
いわゆる「筋の悪い客」ですね。

 

これが食事のテイクアウトをする
高単価のお客さんに
入れ替わったわけです。

 

しかも、テイクアウトは
手離れもいいですから、
効率の良い運営ができます。

 

まあ、コロナが落ち着くと
ある種の特需は
なくなることになる
のでしょうけど。

 

少し特殊な例
かもしれませんが、
「売上」の3要素で考えると
いろいろなことがわかり
面白いものですね。

 

売上の改善などを
検討するときは
「売上」の3要素という
視点で考えてみては
いかがでしょうか?

 

本日も最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。

 

税理士 / キャッシュフローコーチ
齋藤泰行(さいとうやすゆき)
URL   :https://saito-tax.com/

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