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「こだわり」にどこまでこだわるか?

 

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(Vol.400/500)
大阪には、
スパイスカレーなる
食べ物があります。

 

いくつか有名な
お店がありますが、
そのうちの1つが
カシミールです。

 

この店、
なかなかカレーに
ありつくことが
できないことで有名。

 

いつオープンするか、
不明なんです。

 

推測ですが、
納得のいく
カレーができないと
開店しないからだと
思われます。

 

そのうえ、
1日につくるのも
30食程度なので
タイミングが合わないと
食するができません。

 

先日、訪問したときも
午後2時から開店とあり
食べられませんでした。

 


このお店、
開店するとなれば
人が並びます。

 

行列のできるお店ですね。

 

ただ、
儲かっているか?
と言われると、
めちゃくちゃ儲かっている
わけではないように思います。

 

仮に
月に20日営業
1日30杯販売
1杯1000円
とすると
月商は60万円。

 

材料などの変動費は
カレーなので20%
とすると12万円。

 

固定費は、
家賃 10万円
光熱費5万円
その他3万円
として18万円。

 

この場合の利益は、

60万円 −(12万円+18万円)
=30万円

 

個人事業主ならば、
ここから生活費、
税金、社会保険料を
まかないます。

 

そう考えると
そこまで儲けていない
ように思えます。

 

まあ、もちろん
数値は想像ですから
本当のところは
わかりません。

 

ただ、
ひとつ言えるのは、
過度にこだわり過ぎる
と収益をあげるのは
大変だということ。

 

もちろん、
その店ならではの
こだわりは重要ですが、
限界はあります。

 

お金とビジョンは
経営の両輪ですから、
どちらもうまく
バランスを取る
必要があります。

 

徐々に理想に近づき
良くなっていくという
視点も時には必要です。

 

ちなみに、
カシミールでカレー難民
となった人の多くは、
近くにある有名店
コロンビア8で救済
されているようです。

 

 

こちらは、
昼、夜と営業して
絶えず行列をさばいています。

 

こちらのお店も
こだわりは強く
カレーも個性的ですが、
経営としてバランスが
取れているように思います。

 

レトルトを手がけたり、
本店の他に2店舗出したり、
バランスよく経営が
うまくいってるんでしょうね。
本日も最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。

 

税理士 / キャッシュフローコーチ
齋藤泰行(さいとうやすゆき)
URL :https://saito-tax.com/
メール:info@saito-tax.com

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