K-1さいたまスーパーアリーナ問題　立場により主義主張がある　

（Vol. 935/1000）

 

週末にK-1
さいたまスーパーアリーナ大会
が開催されました。

 

埼玉県知事が興行の中止を
要請するなかでの強行開催
ということで物議を醸しました。

 

これ、立場によって
主義主張がことなるので
厄介ですね。

 

国や県知事としては、
全国民に自粛を要請
しているわけですから、
さいたまスーパーアリーナの
ような大箱での興行は
当然に自粛をお願いする
というスタンスとなりますよね。

 

新型コロナウイルスの
集団感染を抑えることが
最重要課題です。

 

全体にとっての最善を
選択していくことになります。

 

またタイでは、
ムエタイ（タイ式キックボクシング）
の会場がクラスター化したため、
それよりたくさんの人が入る
K-1は今の時期の興行を
控えてもらいたい、
というのが本音でしょう。

 

一方、
K-1側にとって、
興行を中止するという選択は
死活問題でしょう。

 

さいたまスーパーアリーナ
クラスの興行を中止すれば、
数億円の損害を被ることになります。

 

恐らく、それを受け入れられるほど
余裕がある経営状態では
ないように思われます。

 

つまり、
興行を中止するということは、
経営が破綻するということに
なりかねないわけですね。

 

それぞれに
主義主張があります。
もはや、
どちらが良いか悪いか
という単純な話ではないわけです。

 

このままずっと自粛では
経済が回らないことは明らかですし、
どこかのタイミングで
慣らし運転的に全体が
経済活動を再開して
いかざるを得ません。

 

どう社会と関わり、
どう責任をとるか。
そろそろ、そういう判断を
おこなう時期に差し掛かっている
のかもしれませんね。

 

あなたは、
どういうスタンスですか？

 

ちなみに、
今回のK-1では、マスクの無料配布、
アルコール除菌など
出来る限りの対策を
おこなったそうです。

 

ただし、払い戻しは
一切受けつけなかった模様。

 

この時期、さいたまスーパー
アリーナに行くのは
気が進まないファンもいた
と思います。
ファン離れがおこらなければ
いいのですが。

 

これからしばらくは、
むずかしい決断を迫られるときが
続くのかもしれませんね。

 

 

本日も最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。

税理士 / キャッシュフローコーチ
齋藤泰行（さいとうやすゆき）
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