事業継続には「〇〇」が必要
(Vol.410/500)
出雲駅伝に続いて、
箱根駅伝予選会が
先週おこなわれました。
ランニングシーズン到来ですね。
箱根駅伝予選会
週末に箱根駅伝の予選会が
おこなわれました。
箱根駅伝の本戦は、
22校が出場します。
昨年の箱根駅伝上位10校
予選会上位11校、その他1校
合計22校です。
予選会では駅伝で競われません。
21.0975キロ(ハーフマラソン)を
学生が一斉に走り、
参加校の上位10名の合計タイムで
全体の順位が決まります。
メンバー層の厚い強豪校は、
順当に勝ち抜けていきます。
今年ならば、
駒澤大学や順天堂大学ですね。
一方で、
全体1位の選手がいる学校でも
予選敗退はあり得ます。
実際、今年の1位は、
桜美林大のキサイサ選手でしたが、
桜美林大は予選敗退しました。
駅伝はチームの総合力が
問われますからね。
また、予選会は
調整失敗、体調不良、伝統校の敗退、
悲喜こもごももあります。
今年は専大、東農大といった
箱根常連校が予選敗退。
大目標は年明けの箱根ですから
調整の難しさはあるんでしょうね。
風が強く吹いている
箱根駅伝を描いた
「風が強く吹いている」
という小説があります。
予選会から箱根駅伝出場を目指す
とある大学の奮闘を描いています。
小説中で、
キャプテンとエースで
こんなやりとりがあります。
長距離選手に対する、
一番の褒め言葉がなにかわかるか?
「速い、ですか?」
「いいや。『強い』だよ」
と清瀬は言った。
「速さだけでは、長い距離を
戦いぬくことはできない。天候、コース、レース展開、体調、
自分の精神状態。そういういろんな要素を、冷静に分析し、
苦しい局面でも粘って
体をまえに運びつづける。長距離選手に必要なのは、
本当の意味での強さだ。俺たちは、『強い』と称されることを
誉れにして、毎日走るんだ」
私もマラソンを走るというのも
あると思いますが、
この台詞、妙に印象的なんですよね。
事業でも「強さ」は必要
上記の文章は、
「長距離選手」が主語ですが、
主語を「経営者」や「事業主」
としても相通じるものが
あるように思います。
経営環境
景気の動向
同業他社の動向
資金繰り
などなど
いろいろな要素を冷静に判断し
事業を継続して
いかなければいけません。
そのためには、
理念やビジョンを明確に描い
軸をブレずに行動し続ける
「強さ」が必要でしょう。
「強さ」を身につけなければ
何があってもブレずに事業を
続けるなんてできませんよね。
むすび
トライアスロンやマラソンを
趣味にする経営者は多いです。
「強さ」を身につける
トレーニングの一環なのかも
しれませんね。
「強さ」を身につけるだけでなく、
気分転換としても
走るのはオススメです。
ちなみに、
箱根駅伝が好きな方なら
「風が強く吹いている」
も楽しく読めると思います。
本日も最後まで読んで頂き
ありがとうございます!
税理士 / キャッシュフローコーチ
齋藤泰行(さいとうやすゆき)
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