「いつかやる」の「いつか」は「いつ」くるのか?
(Vol.413/500)
待てど暮らせど、、、
「いつかやる」とは言ったものの、、、
「いつかやる!」
そうは言ったものの、
遅々として進まない。。。
そんなことってないでしょうか?
重要性を認識して、
いつかやらなければいけない
と思っても、
なかなか行動に移れない。
そんな状態でしょうか?
では、
「いつか」は「いつ」来るのか?
きっと、
ただその時を待っていたとしても、
その「いつか」は永遠に訪れない
のではないでしょうか。
第二領域のお話
時間のマトリクス
という考え方があります。
その中で第二領域は、
特に重要な位置づけです。
やろうと思っても
行動できないことの多くは、
この第二領域に分類されるもの
だと思われます。
第二領域とは、
重要だけど緊急性のないこと
です。
たとえば、
事業を運営している人ならば、
経営計画やビジョンの策定
といった将来のための行動などです。
上場会社では普通に
やられていますし、
著名な経営者の本でも
書かれていたりするので
それらの重要性は
認識されていたりします。
けれど、
やろうやろう、と思いながら
結局やりません。
なぜか?
一言で言えば、
面倒くさいから
でしょう。
やらない理由は、
簡単にいくらでも
思いつくものです。
今は忙しいから、
あとでやろう。
今は準備ができていないから、
準備が完璧になったらやろう。
そうやって、
後回しにしてしまい、
いつまでも着手されないわけです。
着手するためのヒント
第二領域は期限が決まってる
わけではありません。
だから、
支障がなければ、
いくら先送りしても
問題はありません。
けれど、
いつかやらなければ
いけないのであれば、
はやく着手するに
越したことはないでしょう。
たとえば、
次のようなことを
試してみると着手できる
かもしれません。
あらかじめ時間を確保する
スケジュールにあらかじめ
第二領域をこなす時間を
確保する方法です。
たとえば、
水曜日9時から11時は
第二領域のための時間に充てるとか、
習慣化してしまうのも一法でしょう。
場所を変える
ある場所にいくと
第二領域にこなすと
ルールを決める方法です。
集中できる場所で
(カフェやホテルのラウンジ等)
場所の力を利用する方法です。
だれかと一緒にやる
第二領域のことを
すべて一人でやろうとすると、
なかなか苦しいように思われます。
だれかを巻き込むと
健全な強制力が働きます。
いづれの方法でやるにしても、
ある種の強制力を利用して
第二領域をおこなうのが
着手するヒントでしょう。
むすび
「いつか」は待っていても
「いつ」までもやってきません。
重要だけど緊急性のないことを
先送りせず着手するには
ある種の仕組みを利用する
しかありません。
ひとりでやってもいいですし、
だれかとやってもいい
と思います。
自分にあった
理想の状態にいち早く
たどり着ける方法を選択
することをオススメします。
本日も最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。
税理士 / キャッシュフローコーチ
齋藤泰行(さいとうやすゆき)
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