新型コロナウイルスによる経済への打撃が浮き彫りに
(Vol. 918/1000)
新型コロナウイルスの
影響が拡大していますね。
もちろん中小企業への
被害も大きいのですが、
なかなか客観的な指標
というのは出にくいものです。
そんななか、3月3日時点で
上場企業の50社が下方修正を
おこなったそうです。
上場企業50社が下方修正をおこなったことで減少した売上高の合計は2648億2200万円となった。
特に修正額が大きかったのは、旅行代理店大手エイチ・アイ・エス(東証1部、連結)。当社は売上高ベースで1250億円の下方修正を発表。50社全体の47.2%を占める。旅行事業・ハウステンボスグループ・ホテル事業を中心に影響を及ぼし、2002年の上場以来はじめての赤字予想となった。
(3/6/2020 帝国データバンクより)
上場会社だけに
売上の影響額も大きいですね。
やはり、旅行業の
エイチ・アイ・エスの被害は甚大。
今回は局地的ではなく、
全世界的に被害が拡大しているので
仕方ありません。
業種別にみると、製造業が26社(構成比52%)でトップ。次いで卸売業(11社、同22%)と続く。生産活動全体及びグループ会社の工場稼働へも影響を及ぼし始めている企業がみられた。
(3/6/2020 帝国データバンクより)
もちろん、
コロナウイルス問題がなくても
下方修正の企業も
あるでしょうが、
少なからず影響はあるでしょう。
まだこれから
たくさんの会社の下方修正が
出てきそうですし、
中小企業への悪影響も
避けられないでしょう。
先行きは不透明ですが、
中小企業支援の融資や助成金などの
施策も出てきています。
東京都の事業者はこんな
助成金もありますね。
↓
事業継続緊急対策(テレワーク)助成金
それらの情報を注視しながら、
活用できるものはうまく活用して、
この難局を乗り切りましょう。
ピンチはチャンス
かもしれませんし。
本日も最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。
税理士 / キャッシュフローコーチ
齋藤泰行(さいとうやすゆき)
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