環境の影響力 コーチのいる環境が成果につながる
(Vol. 648/730)
先週末は次世代を担う
若い人の活躍が目立ちましたね。
ゆとり世代 日本新記録、日本代表デビュー
陸上100M では、
19歳のサニブラウン選手が
9秒97の日本新記録をマーク。
サッカー日本代表では、
18歳の久保建英選手が
代表デビュー。
どちらも、いわゆる
「ゆとり世代」。
少し前までは否定的に
語られることの多い世代でした。
ところが、
ここ最近のスポーツ界で
目覚ましい活躍を遂げているのは
「ゆとり世代」ですよね。
アイススケートの羽生結弦選手
野球の大谷翔平選手
テニスの大坂なおみ選手
「ゆとり教育」と「スポーツの大躍進」
とでは何か関連性があるのでしょうか?
環境で成果は変わる
さて、彼らの躍進には
いくつかの理由があると思いますが、
「環境」という要素が
大きいと思います。
身を置いている「場」ですね。
もちろん、
本人の才能が優れている、
努力を惜しまない、
ということが大前提となりますが。
サニブラウン選手は、
高校卒業後アメリカの
陸上の名門マイアミ大学に進学。
大きく練習の「環境」を
変えました。
そして、マイク・ホロウェイ
コーチについて、
指導を受けてから
記録は飛躍的に伸びました。
久保選手は、
幼少の頃からプロの「環境」に
身を置いています。
バルセロナの下部組織を経て、
今はFC東京のレギュラーとして大活躍。
その活躍が認められ、
昨日ついに代表デビューを
18歳で飾りました。
その間に多くのコーチや
トレーナーから指導を受けています。
どちらも「 コーチがいて、
そのコーチとともに
定期的に行動を振り返る
ことができる環境」に
身を置いています。
それにより、
客観的な意見に基づいて、
行動を改善することができます。
その繰り返しにより、
結果的にパフォーマンスが
あがるわけです。
中小企業の「独力」の限界
ところが、中小企業の場合、
いろいろな理由があるにせよ、
「独力」でなんとかしている
ことが多いという印象です。
でも「独力」では、
「どこが問題なのか」
自分では気づかないことが
よくあります。
結果として、
問題を先送りしてしまい、
いつまでも同じ悩みを
抱え続けることになります。
解決策としては、
「コーチがいる環境」
をつくることです。
コーチのような立ち位置の
人がいないと
なかなか客観的に
自分の行動を振り返る
ことはできませんからね。
むすび
私も「お金を払って
お客としてコーチをつける」
こともありますし、
「お金を頂いてコーチ
として関わる」こともあります。
どちらの立場でも
感じることですが、
コーチがいることの価値は
「考えを言葉にして
口にすることで、
思考が整理されること。
また、それにより
あらたな気づきがあること」です。
なにかうまくいかないことがあれば、
コーチをつけてみると
新たな気づきが得られる
かもしれません。
おススメですので、
ぜひ試してみてくださいね。
それにしても久保選手、
落ち着いてプレーしてましたね。
プレースタイルが外国人みたいで
今後の活躍が本当に楽しみです。
本日も最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。
税理士 / キャッシュフローコーチ
齋藤泰行(さいとうやすゆき)
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