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魚を与えるのではなく、 魚の取り方を教える

 

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(Vol. 1002/1096)


少し前のカンブリア宮殿で
セメントプロデュースデザイン
という会社が
取り上げられていました。

セメントプロデュースデザイン

 

もともとはデザイン会社として
スタートしましたが、
いまはコンサルにも
注力している会社です。

 

「この会社、面白いな」
と感じたのは、
下請け会社が
自社製品をつくるコンサルを
手がけていたからです。

 

下請け会社は、
技術力は高いものの
取引金額がシビアなことが多い。

 

ゆえに経営が
きびしい会社も多い。

 

「ジリ貧の下請けに大逆転を!」
そんなスローガンを掲げて
取り組まれています。

 

さて、
新しい商品づくりをはじめるとき、
みんな不安を抱えています。

 

だから、
依頼された会社に
伴走しながら
商品開発をおこないます。

 

セメントプロデュースデザインは
こういう活動が認められて、
多くの地域で商品開発のゼミを
開催しています。

 

ゼミでは商品開発のヒントは
惜しみなく提供します。

 

でも、
気付いたとしても
答えは言わないそうです。

 

なぜ、
答えを教えてあげない
のでしょうか?

 

もちろん、
わかっているのならば、
答えを教えた方が
解決ははやいでしょう。

 

しかしながら、
答えを教えてしまっては
「なぜ、そうなるに至ったか」
はわからないままです。

 

つまり、このゼミでは
「魚を与えるのではなく、
魚の取り方を教える」
わけです。

 

下請け会社のマインドを
矯正していると
言えるかもしれません。

 

すべてを教えてもらっては、
何も考えないのですから、
本質的に下請け仕事と
変わりはありません。

 

アイデアをカタチにするコツを
習得してもらうこと、
これこそがゼミの狙い
なんですね。

 

ある意味でこのゼミでの取り組みは
コーチング的なアプローチですね。

 

このアプローチは
中小企業の経営課題の克服にも
そのまま当てはまります。

 

いまなら
「アフターコロナをどうするか」
なんて課題に
明確な答えはありません。

 

いろいろな角度から
質問を受けながら、
気付いたことを
計画に落とし込むのが
一つの解決策でしょう。

 

ひとりでやられてもいいですし、
社内の経営幹部の方と
やられてもいいでしょう。

 

もし、
そういう方がいないのなら、
私にご相談ください。

「アフターコロナを
どうするか」
一緒に考えましょう。

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「相談業務」にチェックを入れて
「お問い合わせ内容」に
相談したい内容をお書きください。

 

 

本日も最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。

税理士 / キャッシュフローコーチ
齋藤泰行(さいとうやすゆき)
URL   :https://saito-tax.com/

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