「望まれていることは何なのか?」を考える
(Vol. 894/1000)
先日は、所属する
日本キャッシュフローコーチ
協会の横浜勉強会に
参加しました。
テーマは、
キャッシュフロー計画書でした。
これは、キャッシュフローコーチ
が使うコンサル用の
オリジナルのツールですが、
税理士以外のキャッシュフローコーチ
にとっては少し理解がむずかしい
ところがあるようです。
そのため、税理士の
キャッシュフローコーチが
講師になって勉強会が
開催されました。
講師の方は、
この勉強会以前にも
地元の勉強会で
何度かこのセミナーを
開催経験があり、
どんな解説をするのか、
勉強がてらに参加
させてもらいました。
一言でいえば、
嚙み砕いた解説が見事でした。
わかりやすい説明と
見やすい資料作りが素晴らしく、
細かな配慮が見て取れました。
(私にはマネできません)
とりわけ、印象的だったのは、
「形式にこだわらなくても
いいのではないか?」
という提案。
確かにキャッシュフロー計画書は、
我々のような経営数値を
関わる税理士にとっては
非常によくできたツールなんです。
ですが、やや複雑なところがあり、
理解がむずかしいところが
あるのは事実ですね。
とはいえ、
そのむずかしい部分よりも
重要な部分があり、
そこさえ押させていれば
良いという側面もあります。
お客さんにとって知りたいことは、
詳細な説明云々よりも
キャッシュフローだからです。
講師の方の
「お客さんの望んでいるモノを
提供することが大切」
というメッセージは
納得感がありました。
お客さん、金融機関それぞれに
求めているものがあると思います。
臨機応変に求められているものを
提供することが重要だな、
とあらためて実感しました。
そんな気づきを得たので
しっかりと実践していきたい
と思います。
本日も最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。
税理士 / キャッシュフローコーチ
齋藤泰行(さいとうやすゆき)
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