どんぶり勘定だからなあ、旦那様は。

（Vol. 993/1000）
朝ドラ「エール」
5月20日現在、
主人公は上京して
音楽家としての悪戦苦闘が
描かれています。

 

もともと福島出身で
実家は呉服屋「喜多一」
という地元の名家です。

 

主人公の父の三郎は、
跡取り息子で
いわゆる「お坊ちゃん」です。

 

ある時、お店の番頭さんが

どんぶり勘定だからなあ、旦那様は。

嘆いてる場面がありました。

 

三郎は良いものは売れると
値段を考えずに
高い絹織物を揃えすぎて、
在庫が山積みで売れずに
番頭さんが頭を抱えていた
わけです。

 

まあ、なんとか
このときは凌ぎましたが、
そういう感じの人なので
三郎は借金の保証人になり
莫大な借金を
背負うことになります。

 

これが主人公の運命に
大きな影響を及ぼすことに
なるのですが、、、

 

さて、
三郎は名家の出身のため、
プライドが高く、
それが現状を見誤らせる
ことになりました。

 

これぐらいなら
大丈夫と高を括り、
倒産のピンチを招きました。

 

親戚筋が銀行を経営
していたので救済されましたが、
普通はそんなことはありません。

 

とりわけ、
いまのコロナ禍では
現状を冷静に分析して
経営判断をおこなう
必要があります。

 

「喜多一」のように
「どんぶり勘定」では
立ち行かなくなります。

 

もし、経営数値が苦手ならば、
まずは「お金のブロックパズル」で
脱ドンブリ経営を
目指しましょう。

 

お金のブロックパズルってなに？（その５　まとめ編）

 

 

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本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

税理士 / キャッシュフローコーチ
齋藤泰行（さいとうやすゆき）
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