最短2日のスピード融資とは? ただし「○○」には注意が必要
(Vol. 939/1000)
新型コロナウイルスの
感染症対策で、
首都圏近郊は不要不急の
外出の自粛要請が行われました。
3月に入ってから
自粛が継続していますので、
資金繰り的に不安が
生じている経営者さんも
多いかと思われます。
このブログでも取り上げている
日本政策金融公庫の
コロナ対策融資や
セーフティーネット保証などの
活用を検討されている
かもしれませんね。
ただ、これらの融資は
申し込みから融資の実行まで
およそ数週間~1ヶ月程度は
かかります。
そんななか
最短2日のスピード融資が
注目を集めています。
いわゆる「AI融資」ですね。
たとえば、
三菱UFJ銀行のAI融資は、
決算書は不要で預金口座さえあれば、
融資を受けることができます。
しかも最短2日の
スピード融資ですから、
資金繰りに困った経営者さんには
願ったり叶ったりです。
ただし、注意点はあります。
それは、「金利」。
WEBから通常の金利の情報が
読み取れませんが、
調べたところ「年率15%未満」
という金利設定の模様。
通常の融資利率に比べると
かなり高いですね。
今回のコロナ対策で
特別金利として
「年率4%」としていますが、
やはり公庫などと
比べると高いですね。
だから、AI融資は融資実行まで
時間は短いですが、
金利は高いと認識して利用しないと
大変なことになります。
「背に腹は代えられない」
そんな経営者さん向けの融資
と言えるでしょう。
最後の手段として
知っておいて損はありませんが、
まずはその他の方法で
資金調達を検討するのが先
でしょうね。
本日も最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。
税理士 / キャッシュフローコーチ
齋藤泰行(さいとうやすゆき)
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