オリンピック延長か？ 有事の時こそ「○○」が大事
（Vol. 936/1000）
昨日取り上げたK-1ですが、
発熱のあった方がいるそうです。
新たなクラスターと
ならなければいいのですが。
本日のブログのドラフトを
書いたところで、安倍首相から
オリンピック延期提案の報道
がありました。
まあ、世界の流れを考えれば、
当然の成り行きでしょうか。
どうやら、
東京オリンピックは
1年以内で延長されることに
なりそうです。
それにしても、
本件についてみなさん
いろいろなこと主張していました。
延期は、「年内だ」
「1年後だ」「2年後だ」だと。
・放映権を持つアメリカの放送局の意向
・サッカー欧州選手権の日程（1年後に延期）
・世界陸上の日程
・世界水泳の日程
いろいろな思惑があり、
それぞれの利害があり、
全員が納得する着地点など
ないでしょう。
では、
どこが落としどころ
となるのでしょうか？
最後に問われるのは、
やはり「理念」でしょう。
では、
オリンピックの「理念」
とはなんでしょうか？
それは「オリンピズム」です。
1896年、ギリシャ・アテネで第一回が開催された近代オリンピック競技会は、その理念である「オリンピズム」の実現に向けて、一世紀以上の歴史を刻んできました。
IOCのオリンピック憲章では、オリンピズムを「肉体と意志と精神のすべての資質を高め、バランスよく結合させる生き方の哲学」、また「スポーツを文化、教育と融合させ、生き方の創造を探求するもの」と定め、その目的を「人間の尊厳の保持に重きを置く平和な社会の推進を目指すために、人類の調和のとれた発展にスポーツを役立てること」と示しています。
（筑波大学「オリンピックの教育的意義」より）
そして、
この理念を実現するために
「3つの価値」を提示しています。
卓越（Excellence）
スポーツに限らず人生においてベストを尽くすこと。大切なのは勝利することではなく、目標に向かって全力で取り組むことであり、体と頭と心の健全な調和をはぐくむことである。
友情（Friendship）
スポーツでの喜びやチームスピリット、対戦相手との交流は人と人とを結び付け、互いの理解を深める。そのことは平和でよりよい世界の構築に寄与する。
敬意／尊重（Respect）
互いに敬意を払い、ルールを尊重することはフェアプレー精神をはぐくむ。これはオリンピック・ムーブメントに参加するすべての人にとっての原則である。
（筑波大学「オリンピックの教育的意義」より）
IOCは、これらの「理念」や
「3つの価値」に立ち返って、
結論を出すしかありません。
原点回帰ですね。
こういう有事の時こそ、
「理念」が問われますね。
みなさんの「理念」は
なんでしょうか？
ブレない軸となる「理念」
を言語化してみては
いかがでしょうか？
本日も最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。
税理士 / キャッシュフローコーチ
齋藤泰行（さいとうやすゆき）
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