吉野家の黒字化でも見て取れる、売上アップの3要素とは?
(Vol. 768/1000)
吉野家の2019年8月期の
中間決算が黒字化しました。
純損益18億円の黒字、
前年同期は8億円の赤字
でしたから、
だいぶ業績改善ですね。
理由としては、
牛丼の「超特盛」が
好調だったからです。
また、ライザップが監修した
「牛サラダ」や
サーロインの
「特選すきやき重」
といった限定メニューも
後押ししたようです。
ここ数年の停滞期を乗り越えて、
ようやく復活といった
感じでしょうか。
さて、
吉野家は黒字化したわけですが、
当然売上が増加したため
業績が回復しました。
このブログでは
何度か言っていますが、
売上は3要素から
できています。
顧客数
顧客単価
リピート
ですね。
牛丼の「超特盛」は、
通常の牛丼より高いですから、
顧客単価はアップですね。
また、この牛丼の「超特盛」を
目当てに顧客数も
アップとなります。
牛丼の「超特盛」で
売上アップの説明は
つきそうです。
「牛サラダ」は、
ライザップとのコラボ
ということで
顧客単価と顧客数は
アップでしょう。
また、
ダイエットメニューですので、
リピートもアップが見込めます。
この「牛サラダ」も
売上アップの説明はつくでしょう。
このように売上をアップするには、
この3つの視点で
策を検討すると効果的です。
漫然と売上アップと考えても
なかなか策が浮かばない
でしょうが、
3要素に分解して考えると
アイデアは出やすいのでは
ないでしょうか?
今回は、吉野家の例で
3要素の検討をおこないましたが、
ご自身の会社でも
おなじアプローチで
検討はできます。
一度で正解は
出せないでしょうが、
3つの要素をトライ&エラーで
試してみてください。
いつかその会社にあった
解決策に出会えるでしょうから。
本日も最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。
税理士 / キャッシュフローコーチ
齋藤泰行(さいとうやすゆき)
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