今年の売上目標、達成できましたか？ 根拠ある売上目標をたてるには？
（Vol. 844/1000）
クリスマスの時期が
過ぎるといよいよ
年の瀬感が強まりますね。
さて、
12月は区切りの時期ですが、
今年の目標は達成できましたか？
経営者さんにとっては、
いろいろ目標があると思います。
「売上」の目標を設定
しているケースも
多いのではないでしょうか？
では、その目標は
どのように設定していますか？
売上目標の場合、
よくお聞きするのは
前期との比較で
決めるパターンですね。
前期が○○円だったから
今期は××円、
みたいな決め方です。
前年比10％アップの
ようなケースもありますね。
あとは、他社比較です。
他社が○○円だから
うちは××円、
という決め方です。
もちろん、
妥当な売上目標であれば、
それでも問題ありません。
しかし、
根拠のある目標かというと、
あまり根拠はないですよね。
たとえば、
毎年同じように
目標を立てた場合、
その目標を押し付けられた
社員はどう思うでしょうか？
私も以前勤めていた会社で
そんな風に決めた目標を
押しつけられて、
まったく共感できませんでした。
がんばって働いて
達成したとしても、
翌年も同じ伸びを
求められたら
どんどんきびしく
なりますからね。
そのうえ、
別に目標を達成したところで、
給料で大きく報われる
わけでもなく。
やはり、働く人が
共感できる目標を
設定することが
重要でしょう。
では、
どうやれば根拠ある目標を
立てることが
できるのでしょうか？
それは、「逆算」でしょう。
まずは、何を実現したいのか
「ビジョン」を定めます。
そして、そのビジョンを
実現するためには、
どれくらいの「繰越利益」が必要か。
この繰越利益を起点に
逆算して目標売上を
算定するわけです。
このシミュレーションには
お金のブロックパズルを使うと
考えやすいですよ。
2020年、
根拠のある売上目標を
たててみては
いかがでしょうか？
本日も最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。
税理士 / キャッシュフローコーチ
齋藤泰行（さいとうやすゆき）
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