右手にロマン　左手にそろばん　背中に我慢

（Vol. 763/1000）

 

先日、中小企業の経営者が
集まる会合に参加しました。

 

メインの講演会は、
その会の有名人らしく
たくさんの経営者さんが
来場していました。　

 

その会社も「言えること」
「言えないこと」を含めて
たくさんのつまづきがあり、
浮き沈み、山や谷を
いくつも経験したそうです。

 

そんななかでその経営者の方が
取られた経営戦略。

 

それは、当たり前ですが、
その場しのぎのテクニックではなく、
経営数字をしっかりと把握し、
計画性をもって
行動することでした。

 

私が提供している
サービスと本質的には
同じことをされていたこと、
これは私の自信となりました。

 

さて、講演の最後に
「経営とは？」みたいな
質問を受けて、
講演者はこう応えていました。

 

右手にロマン

左手にそろばん

背中に我慢

 

某経営者の名言からの
引用のようですが、
なるほど経営の本質を
端的に現わしていますよね。

 

私もよく
「ビジョンとお金は経営の両輪」
と言いますが、

 

ロマン　≒　ビジョン

そろばん　≒　お金

ですから似たような
意味合いの言葉に
なるのだと思います。

 

「我慢」を背負うところは、
経営者の実感が籠っていて
含蓄のある言葉です。

 

私はパートナー型
コンサルタントという
立ち位置で仕事をさせて
頂くことがあります。

 

その場合、
経営者さんが背負う
「我慢」を取り除いたり、
軽減させることが
価値貢献になるんですね。

 

制約が外れれば、
当然伸びしろは
増えますからね。
ビジョンの実現に
一歩近づけますからね。

 

そんなことを
あらためて
実感した夜でした。

 

本日も最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。

 

税理士 / キャッシュフローコーチ
齋藤泰行（さいとうやすゆき）
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メール：info@saito-tax.com