なぜ、ピザハットは応援されるのか？

（Vol. 1043/1096）

 

ジョブチューンというTV番組で
チェーン店の料理を
その道のプロが評価する
という企画が放送されていました。

 

その回は、
「ピザハット VS 超一流ピザ職人」
でした。

 

ピザハット従業員イチオシメニューを
一癖も二癖もあるピザ職人が
忖度ないジャッジをくだします。

 

じつは、ピザハットは
以前にも出演していて
惨敗しています。

 

今回は、いわゆる
「リベンジ」を期しての
再チャレンジ。

 

メニューやレシピを見直し、
覚悟を決めての出演だったわけです。

 

この番組、ジャッジは職人さんですから、
自信の商品に対しても
辛口の評価を受けることがあります。

 

場合によっては、
”逆”宣伝効果になることも。

 

なぜ、ピザハットは
こんなリスクを冒して
再出演したのでしょうか？

 

ピザハットの社長は、
「ピザのチカラ」を信じています。

 

「ピザのチカラ」をご存知ですか？　私たちは、ピザハットのピザでお客様が幸せになれると信じています。おいしいピザをみんなで分けあって食べれば、思わず笑顔があふれる。私たちはそんな「ピザのチカラ」を信じています。

（ピザハットのHPより）

 

そして、こういう理念や想いで
事業を運営しています。

 

「おいしいは、愛だ。」をスローガンに様々な店舗形態を展開していきます。（中略）

「おいしいは、愛だ。」のスローガンは、単純においしさだけを求めていくのではなく、おいしさにつながるすべてを意味しています。従業員の「おもてなし」や「笑顔」であったり、アツアツで提供できる「迅速なお届け」であったり、今まで見たことも食べたこともない未知の『味』や『経験』など、ピザハットの商品をお客様に食べて楽しんでいただくことを目指しています。

今日も全国のピザハットのお店では、一枚一枚丁寧にピザをつくっています。そして、全てのお客様に「ピザのチカラ」を感じていただけるように、どんな場面でもいつもそばにはピザハットがあるように、真心をこめて笑顔で美味しいピザをご提供します。

（ピザハットのHPより）

 

つまり、この理念や想いを
実現するために
ピザハットは活動しています。

 

だから、お客様に
楽しんでもらうためには
「ダメ出し」されたままでは
「理念」に背くわけです。

 

ピザハットは、
努力の甲斐あって
目標に掲げていた
「合格」数を獲得
することができました。

 

こういう「理念」に
基づいた活動をしている会社、
応援したくなりますね。

 

いつもピザーラですが、
今度はピザハットを
頼んでみようかしら。

 

そんな風に思えるのが
「理念のチカラ」なんでしょうね。

 

本日も最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。

税理士 / キャッシュフローコーチ
齋藤泰行（さいとうやすゆき）
URL   ：https://saito-tax.com/