ニーズがあれば商売になる
(Vol.601/607)
先日、とあるテレビ番組で
「ペットの介護」が
取り上げられていました。
知らなかったのですが、
人間の寿命が伸びるにしたがい、
ペットの寿命も延びているのだとか。
ご高齢の方向けに老人ホームや
介護施設があるように、
高齢のペット向けの介護の
需要も増えているのだそうです。
老いたペットを老人が面倒を見る
「老老介護」なんてことも
よくあるんだとか。
番組ではそういうニーズに
応えるペット専門の
介護施設を紹介していました。
専門のスタッフが
面倒をみてくれるのですが、
オプションでお灸や
温水プールの歩行マシンなども
あり本格的でした。
これをみて思ったことは
「ニーズがあれば商売になる」
ということ。
もともとペットの介護施設は
なかったものです。
高齢のペットが増えてきたこと
に気づいた人が、
ペット介護のニーズを
予測してサービスを始めて
新たな市場を開拓しました。
恐らく本格的に展開する前に、
潜在的なお客様から声を
とって調査をしたはずです。
そういう声からニーズを
確認してサービス・
メニューを決めています。
ここで留意すべきは、
「全く新しいサービスを
発明したわけではない」
ということです。
介護施設は前からありますし、
お灸や温水プールでの
リハビリもそうです。
これらのサービスの対象を
「ペット」にしたことで、
がら空きの市場に進出できました。
だれかのお困りごとを
解決するサービスは、
必ずニーズがあるはずです。
そう考えると、
まだまだいろんなところに
ビジネスチャンスがありますね。
アイデア出しには、
以前の記事が参考に
なるかもしれないので
関連記事を載せておきます。
本日も最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。
税理士 / キャッシュフローコーチ
齋藤泰行(さいとうやすゆき)
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