先送りしてもいいことなんてありません
(Vol. 917/1000)
この時期、税理士は
税務署等のお手伝いに
借り出されたりします。
また、今年は
消費税増税の初年度の
確定申告ということもあり、
3月16日以降にも
消費税対応要員として
配員されていました。
ところが、昨日、
消費税対応要員としての
お仕事は中止になった
という連絡がありました。
新型コロナウイルスの
感染拡大の防止策として、
たくさんの人が集まる
相談会場は自粛傾向に
あるからですね。
先日、書いたように
確定申告の期限延長により、
確定申告の無料相談会場などの
出足が鈍いそうです。
この時期に人が集まりにくいということ、
税務署職員やそれに関わる
サポートの人(税理士を含む)への
感染拡大の防止ということを考えれば、
妥当な判断でしょうか。
ただ、気になるのは、
確定申告の延長期限日付近での
混乱がおきないか、
ということですね。
まあ、要するに、
確定申告の期限は
延長されましたが、
やるべき作業量自体に
変わりはありません。
なんとなく、
「延長されたから、あとでやろう」
みたいな人は、結局、
期限ぎりぎりになってから
バタバタしているように思うのです。
パーキンソンの法則で
言われているように
期限まで時間をかけてしまう。
そんなことって
ありがちではないでしょうか?
できることなら、
確定申告は延長なんてなかったもの
として終わらせてしまうのが
吉なんでしょうね。
本日も最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。
税理士 / キャッシュフローコーチ
齋藤泰行(さいとうやすゆき)
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