くら寿司がコロナ禍でも売上アップした理由とは？

（Vol. 1026/1096）

 

コロナ禍のなか、
くら寿司が平日最高売上を
達成しました。

 

なぜ、飲食店が
軒並み苦戦している状況で、
くら寿司は絶好調
なのでしょうか？

 

それは、
「鬼滅の刃」とコラボした
キャンペーンを
おこなったからです。

 

お会計1回2,000円以上で
特製クリアファイルが
1枚もらえます。

 

キャンペーンは
2週にわたりおこなわれ、
全部で9種類
用意されていました。

 

さすが、話題のアニメ。

 

すぐにクリアファイルは
品切れとなってしまったそうです。

 

「鬼滅の刃」の集客力は
抜群ですね。

 

さて、
くら寿司はこのキャンペーンにより
平日最高売上を達成し、
大幅に売上が増加しました。

 

売上は、以下の3要素で
構成されています。

 

客単価

客数

リピート

 

この3要素の掛け算によって
売上は決まります。

 

今回の「鬼滅の刃」の
キャンペーンでは、

 

・客単価は2,000円以上を確保

・客数は「鬼滅の刃」人気で増加

・リピートもファン心理として9枚揃えたいからアップ

・アプリやSNSフォローが条件なので今後のリピートにも寄与

 

 

という効果が見込めます。

 

もちろん、
広告宣伝費はかかるわけですが、
それ以上のメリットが
見込めるのであれば、
大成功でしょう。

 

この考え方は、
どの会社でも
同じことが言えます。

 

「売上アップ」と
漠然と考えると
策は出にくいかもしれません。

 

けれど、
売上の3要素に
分解して考えると、
自分たちにもできることが
見つかるのではないでしょうか？

 

ぜひ、
試してみてください。

 

本日も最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。

税理士 / キャッシュフローコーチ
齋藤泰行（さいとうやすゆき）
URL   ：https://saito-tax.com/