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お金に色をつける

 

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(Vol. 803/1000)

 

 

「あの人はいま?」みたいな
「あの商品はいま?」的な
番組がありました。

 

取り上げられていた
あの商品とは「ペナント」です。

 

むかし、観光地に行くと
オリジナルのペナントが
売られていました。

 

「欲しくないお土産No.1」
という有り難くない
キャッチコピーがつけられたり
していましたしね。

 

かくいう私も、
子供の時には部屋に
1枚ぐらい貼ってあった
ような気がします。

 

このペナントは、
もともとタオル屋さんの
アイデアでした。

 

後発のタオル屋さんで
なかなかタオルが売れない。

 

たまたま野球観戦に
行ったときに球場で
はためく球団フラッグに
着想を得て、ペナントを
考えたそうです。

 

観光地で訪れた
記念に買うお土産として、
これが大ヒット。

 

一時は、どこの観光地でも
お土産の定番商品として
定着しました。

 

ところが、
ペナントが貼れる
スペースには限りがある。

 

前述のようにお土産として
ペナントをもらっても困る
という状態になり、
だんだん廃れていき、
いまではほぼ絶滅しています。

 

とはいえ、
当時は相当の数が
売れに売れて、
だいぶ景気が良かったそうです。

 

だから、
今でもその貯金で
うまくいっている、、、、、

 

となれば良かったのですが、
現実はさにあらず。

 

先代は儲かると
ここぞとばかりに、
いい車を購入したり、
交際費をつかったり、
散財したため、
手元には大してお金が
残らなかったのだとか。

 

いわゆる、
「どんぶり経営」
だったわけですね。

 

こういう話は、
額の大小はあれど、
本当によく聞く話です。

 

どうして、
こういうことに
なるんでしょうか?

 

それは、ひとつには
ビジョンがないからです。
そして、ビジョンに
基づく計画がないからです。

 

たとえば、
「税金を払いたくない」
という理由で使うかどうか
わからない備品を
「節税」目的で購入する。

 

確かに多少は「節税」に
なるかもしれません。
しかし、確実に手元の
キャッシュはなくなります。

 

「いざ」というときに
必要なキャッシュを
確保できない可能性が
ありますからね。

 

ちゃんとした経営を
するのであれば、
お金に色をつけることが
必要です。

 

ビジョンに基づいた
経営計画を立ててみては
いかがでしょうか?

 

本日も最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。

 

税理士 / キャッシュフローコーチ
齋藤泰行(さいとうやすゆき)
URL   :https://saito-tax.com/
メール:info@saito-tax.com

 

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