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知っておくと学び上手になるかも!? ラーニング・ピラミッドとは?

 

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(Vol. 778/1000)

 

「ラーニング・ピラミッド」を
ご存知でしょうか?

 

元ネタとされるのは、
エドガー・デールが
1946年の提唱した
「経験の円錐」です。

 

これは、人の経験や学習の
過程を分類したものです。

 

まずは体験して、
次に自ら参加し観察することで、
最終的に言葉やビジュアルで
一般化できるようになる、
といういうものです。
簡単に言うと。

 

その後、いろいろと
解釈が加えられてものが
「ラーニング・ピラミッド」です。

 

「ラーニング・ピラミッド」では、
学習を7段階に分けます。
「講義を受ける」から
「教える」までに分類されて、
ピラミッドの下に向かうほど
学習の定着率はあがる
というものです。

 

講義
読書
視聴覚
デモンストレーション
グループ討論
自ら体験する
他人に教える

 

第一段目は「講義」。
講師がする講義を受けて学ぶこと。
基本的に聞いているだけ
の学習ですね。
学習の中ではこの「講義」が
いちばん定着率が悪いとされます。

 

それから、「読書」「視聴覚」
「デモンストレーション」と続きます。
テキストや本などを読む、
映像や動画を視聴する、
だれかに実演してもらう、
という順に定着率はあがります。

 

受け身でただ聞くだけより、
その他の方法を併用すると
学習の定着率があがることは
納得できますね。

 

そして、
「グループ討論」
「自ら体験する」
「他人に教える」と続きます。
学んだことをグループで討論する、
学んだことを自らで体験してみる、
学んだことをだれかに教える。

 

このように主体的に
取り組むことで
学びは深まるわけです。

 

まあ「習うより慣れろ」で、
失敗しながら
身につけることで理解は
深まりますからね。

 

また、最終的に
だれかに教える場合、
これまでの学びや体験を
整理してお伝えする
必要があります。

 

よく人に教えるのが
上達の早道なんて言われますが、
まさに他人に教えると
学習の定着率が高い
というのは納得ですね。

 

そんな「ラーニング・ピラミッド」
ですが、当然自分が何かを
学ぶときには参考となります。

 

また、教える立場の講師を
やるときにも
知っておくと
役に立ちます。
ただレジュメを読むだけの
セミナーではなく、
シェアやワークを取り入れると
受講者さんの学びの向上にも
役立ちますからね。

 

そういう機会がある方は、
これらを意識してみては
いかがでしょうか?

 

ちなみに、ラーニング・ピラミッドには
「学習の定着率の数値に根拠はない」
など批判もあるようです。
「なるほど!」と思う反面、
「参考程度」と割り切る必要も
あるかもしれない点はご留意を。

 

本日も最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。

税理士 / キャッシュフローコーチ
齋藤泰行(さいとうやすゆき)
URL   :https://saito-tax.com/
メール:info@saito-tax.com

 

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