協栄ジムの休止のニュースに思うこと
(Vol. 830/1000)
ボクシングの名門、
協栄ジムが休会トラブルに
見舞われています。
これまで多くの
世界チャンピオンを
輩出したジムに
なにが起こったのでしょうか?
協栄ジムは、
自社ビルを売却するほど
資金難に陥り、
スポンサー企業の1社に
経営権と商標権を譲渡しました。
形式的には、
そのスポンサー企業から
ジム運営を委託される形態で
存続していたのだとか。
ところが、突然に
協栄ジムの金平会長は
スポンサー企業から
クビの宣告を受けました。
以後、スポンサー企業から
運営費の支払いが行われず、
ジム運営を休止。
プロボクシングジムとして
休会をする運びとなりました。
具志堅用高さんをはじめ
多くの世界チャンピオンを
育てた名門ジムの消滅は
寂しいニュースですね。
さて、このニュースを
見て感じたこと。
それは、
「お金とビジョンは経営の両輪」
ということ。
協栄ジムの世界チャンピオンを
育てた実績はすごいことですし、
そのノウハウを活かして
新たなチャンピオンを
輩出を目指すという
ビジョンも素晴らしい。
けれど、
どんなにビジョンが
素晴らしくとも、
お金がなければ
そのビジョンを実現する
ことはできません。
協栄ジムほどの
実績があっても、
お金の流れが
断たれてしまっては
どうにもならず、
休止を余儀なくされます。
これってどんなに
会社にも当てはまる
ことですよね。
「お金」と「ビジョン」は
どちらも重要ですが、
片手落ちでは
意味がありません。
どちらも両立をさせるには
どうすればいいか?
それがまさに経営する
ということなんでしょうね。
みなさんは、どうやって
「お金」と「ビジョン」を
両立させていますか?
本日も最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。
税理士 / キャッシュフローコーチ
齋藤泰行(さいとうやすゆき)
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