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あなたのインターネット取引、確定申告していますか

 

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横浜市青葉区の税理士 斎藤です。

「あなたのインターネット取引、確定申告していますか」という国税庁が作成した動画があります。この質問に対する答えが「No」なら、動画を閲覧することをおススメします。

インターネットなら副業が簡単

事業としてインターネット取引を行っている場合、当然、確定申告が必要です。

しかし、個人が趣味の延長のインターネット取引で利益を得た場合、おこずかい感覚からか、申告をおこなわないケースも多いようです。

いわゆる、「副業」に該当し、これらのインターネット取引についても、確定申告が必要となるケースがあります。

インターネット取引で手軽に「副業」をはじめられるため、申告もれが後を絶たないようです。

 

申告もれを指摘されたインターネット取引

「あなたのインターネット取引、確定申告していますか」で申告もれを指摘されたインターネット取引は、代表的な例示だと思われます。内容を簡単に確認してみましょう。

小林さんの例(インターネットオークション)

小林さんは友人の佐藤さんからのアドバイスで、趣味の造花をインターネットオークションで販売しています。はじめは、あまり売れなかったものの、次第に評判となり、たくさんの商品を出品するようになりました。

ところが、税務署の電子商取引専門調査チームが収集した情報から小林さんの無申告が疑われます。

その後の調べの結果、小林さんは給与所得があるものの副業のインターネットオークション収入は申告されていないことがわかり、税務調査を受けることに。

預金通帳から取引の実態がわかり、申告納税をすることになりました。

佐藤さんの例(バナー広告)

専業主婦の佐藤さんはブログを運営し、バナー広告収入を得ていました。

友人の小林さんが税務調査で申告納税することになった、と相談を受けましたが、自分は物を販売しているわけではないから、関係ないと高を括っていました。

ところが、佐藤さんも税務署の電子商取引専門調査チームが収集した情報から無申告が疑われ、税務調査が入ることに。

ブログの開始時期、バナー広告掲載の経緯、広告収入の明細、預金通帳などから取引の実態がわかり、申告納税することになりました。

 

課税庁からのメッセージ

この動画は、ところどころに課税庁からのメッセージ(脅し)があります。主なところを見てみます。

電子商取引専門調査チームの存在

小林さん、佐藤さんともに、電子商取引専門調査チームが収集した情報からリストアップされています。

「インターネット取引の専門調査チームが監視しているんですよ」ということですね。(その後、インターネットオークションサイト、ブログをチェックして裏を取っていることも見逃せません)

調査官の心の声

若い調査官の心の声として「こんな取引があるのに申告していないなんて許せない!」というセリフがあります。ちゃんと確定申告している人がいるのだから、無申告は許せないというのは本心なのでしょう。

無申告の場合、納税資金がない

おこずかい感覚のため、収入は買い物や交際費に使ってしまい納税資金がないことが多いようです。

動画中に、「どうにかなりませんか?」「どうにもなりません」というやり取りがあるように、納税資金がなくとも容赦しない態度が示されています。「ちゃんと申告すれば、加算税、延滞税はかからなかったんです」という追い打ちもしっかりかけています。

ご主人の税額が変わることもある

専業主婦の佐藤さんの場合、ご主人の扶養に入っていましたが、所得基準で配偶者控除の対象から外れるため、ご主人の税額が変わる旨の指摘がされています。

個人だけでなく、家族を巻き込む可能性があることを示し、牽制しています。

 

むすび

動画の小林さん、佐藤さんともに、もともと軽い気持ちでインターネット取引をはじめて利益を得ましたが、結果的に痛いしっぺ返しを食らっています。

動画にあるように、適正な申告納税をおこなえば、ペナルティなど余計な税金は課されない、ということですね。

ちなみに、インターネット番組では他にもいろいろな動画があります。興味があればどうぞ。

【リンク】インターネット番組  

 

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