「因果一如(いんがいちにょ)」とは?
(Vol. 868/1000)
「因果一如」
という言葉があります。
似たような言葉で
「因果応報」があります。
「因果応報」は、
人はよい行いをすれば
よい報いがあり、
悪い行いをすれば
悪い報いがある
という意味です。
この考え方は、
「頑張ればいい結果が出る」
わけですから、ある種、
納得感のある考え方ですね。
それゆえ、
「これだけ努力をしたから」
「これだけ頑張ったから」
と結果を期待しがちです。
とはいえ、
現実的には、頑張った、
努力したからといって、
必ずしも良い結果が出る
とは限りません。
そして、
気持ちが折れたり
計画が頓挫してしまう
こともあるでしょう。
一方で、
因果一如(いんがいちにょ)は
禅の概念で、
原因と結果は一緒。
結果は、すでに原因と
一緒に生まれている。
という考え方です。
「頑張ったこと」
「努力したこと」
それ自体が「結果」ということ。
ちょっとむずかしいですね。
なので、
いま、この瞬間できることに
意識を向けてベストを尽くす。
それが最善の生き方。
と考えるといいかもしれません。
結果を期待しすぎず、
いま、この瞬間を
大事に生きるという視点。
これなら、
なんだか肩から力を抜いて
いけそうな気がします。
「因果一如」という考え方、
日々のヒントになるかも
しれませんね。
これからは「因果一如」を
意識していこうと思います。
本日も最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。
税理士 / キャッシュフローコーチ
齋藤泰行(さいとうやすゆき)
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