「理念」は○○○○
(Vol. 658/730)
昨日は、
パートナリング株式会社
生岡直人さんから「理念」の話を
お聞きしました。
4時間みっちりと
理念経営について
学ばせてもらいました。
さて、
いろいろな話があったなかで
今回、とりわけ印象的だったのは
「理念はプロセスである」
という話でした。
生岡さんは理念経営の
コンサルティングをしています。
だから、額面通りに考えれば
「理念」は「商品」にあたるもの
だと思います。
だけど、生岡さんは
「プロセス」だと言います。
どういうことでしょうか?
わたしは、これを聞いて、
ほぼ日の「夢に手足を」の話を
思い出しました。
投資信託のひふみの藤野さんが
投資家から受けた質問のお話ですが、
以前書いたブログから引用しますね。
「なぜ、いまさら手帳の会社を
投資対象とするのか?」
投資家からそんな質問が
あったそうです。
確かにほぼ日は手帳が有名で
現状、売上の多くは
手帳から上がっています。
けれど、藤野さんは
投資家がほぼ日を手帳の会社
と思ってるうちは
「チャンス!」
と思ったそうです。
「ほぼ日は何をやる会社か?」
と問われた時に「夢に手足を。」
とこたえました。
ほぼ日は、みんなの夢を
叶えるため活動している。
だから、手帳はおまけで
本当に売りたいものは手帳ではない。
ほぼ日は、
みんなの夢を叶えるために活動している。
そして、そのために手帳を販売している。
理念経営は、
理想の成果を得るためにおこなう。
そして、そのために理念を策定している。
どちらも目標やビジョンを
達成するプロセスで
「手帳」や「理念」が
必要だということ。
そして、決してそれを売ることが
目的ではなく、
それを活用(「理念」では「浸透」)
させてこそ真の価値があるわけです。
それを今回生岡さんの話を
聞いて痛感しました。
いまおこなっている
仕事を通して、
「本当に提供したいものはなにか?」
もう一度は考えてみる
価値ありますね。
本日も最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。
税理士 / キャッシュフローコーチ
齋藤泰行(さいとうやすゆき)
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