「なぜ、儲からないのか?」を克服する(その1) ○○○○○○を見直す
(Vol.586/607)
前回の続きです。
具体的にどうすれば
「粗利を増やす」
「固定費を減らす」ことが
できるのでしょうか?
まず確認すべきは
「その他の固定費」でしょう。
「その他の固定費」を見直して
「固定費を減らし」ます。
決算書の販売費及び一般管理費
(販管費)と総勘定元帳を
用意して内容をチェックします。
勘定科目ごとに、
どのような支出があるのか、
必要な支出か、
金額は妥当か、などを確認します。
金額の大きな科目は
重点的に確認しましょう。
総勘定元帳から支出の内容が
わからないものは、
領収書・請求書などに
あたって確認すべきでしょう。
なお、次の科目は
不要な支出が入りやすいと
個人的には思いますので
ご参考までにあげておきます。
接待交際費・・・過度な接待はないか?
広告宣伝費・・・効果の出ていない広告はないか?
新聞図書費・・・読まれていない定期購読新聞・雑誌はないか?
消耗品費・・・10万円を超える支出はどんな支出か?
諸会費・・・参加していない団体の会費を払い続けていないか?
雑費・・・雑勘定にはどのような支出が含まれているのか?
また、通信費や保険料なども契約により
支出額が変わることがあります。
契約内容を確認しておいて
損はないでしょう。
次回は、もうひとつの固定費
「人件費」について
みていきたいと思います。
本日も最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。
税理士 / キャッシュフローコーチ
齋藤泰行(さいとうやすゆき)
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