減価償却資産は〇〇〇な視点で判定する
(Vol.511/607)
職業柄、初学者の方に会計や
税務のお話をする機会があります。
初学者の方が理解しにくい
ポイントのひとつに
減価償却のお話があります。
売上や仕入は、
イメージがつきますし、
費用のお話も家計簿の感覚で
理解ができます。
けれど、減価償却は
会計等の独特な考え方なので
イメージがつきにくいようですね。
また償却方法にも定額法、定率法
をはじめ複数の償却方法があり、
それがわかりにくさに
拍車をかけますよね。
そんなわかりにくい減価償却ですが、
長期的な視点で経営計画をたてる場合
には超重要なポイントです。
簡単に言えば、
減価償却資産は何年も使用されるため、
その減価償却費は耐用年数にわたり
按分されます。
家計簿的な視点の場合、
支出時に費用処理という感覚のため、
その支出額で高い安いを
判定しがちです。
ところが、前述の通り、
減価償却は数年にわたる
わけですから、
長期的な視点で高い安いを
判定しなければいけません。
つまり、
投資した資産で得るであろう
効果を基にして判定する
必要があるわけです。
なんて、
やっぱりむずかしい話に
なってしまいました、、、
要するに支出金額だけでなく、
長期的にみて
どれだけ本業に貢献するかで
買う買わないを決めましょう!
ということ。
楽に元が取れる投資なら、
高くても「安い」ことも
あるわけですね。
まあ、
くれぐれも無理な
投資は禁物ですよ。
ご利用は計画的に!
ですからね。
本日も最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。
税理士 / キャッシュフローコーチ
齋藤泰行(さいとうやすゆき)
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