電車を止めるな!
(Vol. 1070/1096)
あの電鉄会社が
コロナでピンチを迎えています。
あの電鉄会社とは、
銚子電鉄です。
ただでさえ乗車人数が少なく、
廃線の危機にあった路線。
不要不急の外出の自粛で
コロナによる影響が
甚大な業種ですね。
でも、さすが廃線の危機を
「ぬれ煎餅」や「まずい棒」
といったお菓子、
「路面の石」や「電車の部品」
といった商品を販売して
乗りきった会社。
なりふり構わない姿勢で
コロナ禍でも斬新な一手を
打ってきました。
さて、
どんなことをしたのでしょうか?
それは、なんと
「映画製作」
です。
斬新すぎますよね。
でもお金がない銚子電鉄。
どうやってお金を
工面したのでしょうか?
それは、
クラウドファンディングです。
映画のサイトで
こんな社長さんのメッセージが
掲載されています。
Introduction 映画という名のクラウドファンディング
当社は今年7月に創業97年を迎えます。関東最東端の街で、通勤・通学、そして観光のお客様を乗せて走り続けてきました。しかし近年はモータリゼーションの発展、沿線人口の減少による業績悪化に悩まされ、鉄道事業は年々厳しさを増しています。 こうした状況を改善すべく、ぬれ煎餅の製造販売、そして「経営状況がまずい」ので、『まずい棒』、「経営がサバイバル」なので『鯖威張るカレー』を販売するなど食品会社顔負けの、なんでもありの生存戦略で鉄路を守ってまいりました。
しかしながら昨秋の台風襲来、追い打ちをかけるようにコロナ禍に見舞われ、運転資金に事欠くほどの事態に陥りました。老朽化した変電所の大規模修繕も控えており、その資金を用意できなければ、いずれ電車は止まってしまいます。
銚電を必要とする人たちのためにこれからも電車を走らせ続けたい…。そんな想いから、昨年より映画『電車を止めるな!』の製作に取り組んでおります。おかげ様でクラウドファンディングでは500万円の製作費を集めることができました。皆様のご支援に心より感謝申し上げます。
本年8月末より一般公開を予定しておりますので、一人でも多くの方にご覧いただきたいと願っております。上映場所及び日時などの情報につきましては、当サイトにて順次お知らせいたします。
地方鉄道の灯が消えぬよう、皆様の温かいお力添えを心よりお願い申し上げます。
2020年6月30日 銚子電気鉄道株式会社 代表取締役社長 竹本勝紀
こういうなりふり構わない
一生懸命なところに
「支援」をしてくれる人が
生まれるのでしょう。
やはり、アイデアを絞り出して、
カタチにする行動力が
素晴らしいと思います。
(「あの映画」の影響が
大きいのはご愛嬌)
たとえ、銚子電鉄を
応援したくても
「商品」がなければ、
お金を回すことはできません。
さすが、社長さん
よくわかっていますね。
税理士の竹本社長と
銚子電鉄の今後の成り行きに
注目ですね。
映画のサイトはコチラです。
↓
電車を止めるな!
本日も最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。
税理士 / キャッシュフローコーチ
齋藤泰行(さいとうやすゆき)
URL :https://saito-tax.com/