なりふり構わずなんでも売る 銚子電鉄の税理士社長から目が離せません
(Vol. 1027/1096)
先日のカンブリア宮殿で
銚子電鉄が取り上げ
られていました。
銚子電鉄と言えば、
廃線寸前のところ、
なりふり構わぬ経営で
注目を集めています。
ぬれ煎餅、まずい棒、
駅の命名権など
売れるものは何でも売る。
会社を継続させるために
一生懸命です。
じつは、
この会社の竹本社長は
税理士さんです。
もともと、
銚子電鉄の顧問税理士でしたが、
紆余曲折を経て社長に就任。
陣頭指揮をとって
経営再建にあたっているわけです。
よく「相手目線」「当事者目線」
なんて言いますが、
竹本社長は究極のカタチですね。
でも、
これ本当に難易度の高いことを
されているな、と思います。
「傍目八目」
という言葉があるように
当事者以外だから
見えることはあります。
「他人のことはよくわかるが、
自分のことはよくわからない」
ものです。
当事者になるということは、
自分のことを自分でコンサルする
ということになります。
これ、非常に難易度が
高いですよね。
ただ、税理士さんですから、
多くの会社さんと
お付き合いがあったことは
プラスに働くかもしれません。
同業の大先輩の
チャレンジングな試みは
大変刺激的です。
電鉄ですから
コロナの影響も大きい業種
かと思われます。
でも、
「売れるものはなんでも売る」
という逞しさが持ち味。
しぶとく生き残ってほしいですね。
このチャレンジは税理士的にも
大変興味深いので
応援させてもらいます。
本日も最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。
税理士 / キャッシュフローコーチ
齋藤泰行(さいとうやすゆき)
URL :https://saito-tax.com/