金融機関の視点を知れば対策も打てます
(Vol. 693/730)
昨日は、
キャッシュフローコーチ協会の
横浜勉強会に参加しました。
金融機関がテーマで元銀行員の
キャッシュフローコーチが講師。
銀行の内情の話・考え方・思考など
いろいろなオフレコ話を
聞くことができました。
「なるほど、あの行動は
そういう意味だったのか!」
という気づきもあり、
大変勉強になりました。
さて、
昨日の勉強会を通して感じたこと。
それは、
「全部とは言わないでも、
大枠でも相手のことがわかっていると
対策が打てる」
ということです。
たとえば、
債務償還年数の考え方は
知っておいて損はありません。
債務償還年数とは、
「債務は何年で返済できるのか」
という考え方です。
計算方法は、
いろいろとありますが、
簡便的には
借入金 ÷(税引後利益+減価償却費)
で計算します。
区分の目安としては、
債務償還年数
15年以内・・・正常先 → 借りて欲しい
15年~30年・・・要注意先 → 貸してあげてもいい
30年以上・・・破綻懸念先 → 貸したら責任問題⁉
償還年数を短くするには
「節税<利益」
のマインドがないと
いけないわけです。
いま自社がどういう区分にあるか?
を意識すると、
金融機関とうまくおつきあい
できるかもしれませんね。
この辺りの経営数値は、
お金のブロックパズルで
わかりやすく把握できますよ。
詳しく知りたい方は
こちらをどうぞ。
↓
「彼を知り己を知れば百戦殆からず」
ですね。
本日も最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。
税理士 / キャッシュフローコーチ
齋藤泰行(さいとうやすゆき)
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メール:info@saito-tax.com