90%のわかりやすさと10%の驚き
(Vol. 812/1000)
大河ドラマ「いだてん」
視聴率的には
振るわないようですが、
個人的には今までにない
大河ドラマで面白い作品だと
思って毎週観ています。
そんな「いだてん」で
とりわけ、印象的だった
シーンがあります。
東京オリンピック誘致の
スピーチを任された
NHK解説委員の
平沢和重(星野源)
の言葉です。
平沢はこのスピーチにより、
IOC総会で各国から東京開催の
指示をとりつけるという
大変なミッションを背負いました。
そんな大事なスピーチ原稿
の作成にあたり、
スピーチの肝を
次のように語りました。
スピーチに必要なのは、90%のわかりやすさと10%の驚き
そんな平沢の見事なスピーチもあり
東京開催が決まったのでした。
さて、みなさんは
こんな経験ってないでしょうか?
何か大事なことを
他人に伝えたいけど、
なかなかうまく伝わらない、、、
わたしは、たくさんあります。
平沢さんの言葉がそのまま
解決のヒントですね。
「90%のわかりやすさと10%の驚き」
うまく伝わらないとき、
「90%のわかりやすさ」が
足りていないことが
多いんだと思います。
つまり、自分本位で
伝えているので
相手の理解が追いつかない
のでしょう。
相手本位の言葉を
選んで伝えること、
まずはこれが重要ですね。
そして、
「10%の驚き」ですね。
言ってることはわかる、
けれど、いまひとつ響かない。
そんなときには、
これが足りていないのでしょう。
そこに深くかかわったからこそ
知りえた意外な事実を
話の「スパイス」として
盛り込むことで
人々の印象に残ります。
いわゆる、
フックがかかるんですよね。
「90%のわかりやすさと10%の驚き」
大事なことを伝える場合には
忘れずにいたい言葉です。
言うは易く行うは難し、
ではありますが、
意識すれば
行動は変わります。
このブログもそんな感じで
伝えられるように、
とりあえず1,000回まで
頑張ります。
本日も最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。
税理士 / キャッシュフローコーチ
齋藤泰行(さいとうやすゆき)
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