「ノーマネーでフィニッシュです」にならないようにする

（Vol. 874/1000）

 

「ひばり御殿が売りに出された」

 

そんな見出しが
週刊誌に出ていました。

 

ひばりプロダクションの社長、
加藤和也さんが資金難に
陥っているからだそう。

 

借金総額は8億円
とも言われています。

 

高利なノンバンクから
借り入れてるなんて話もあり、
資金繰りは
相当マズいようですね。

 

加藤さんと言えば、
「マネーの虎」で有名でした。

 

「マネーの虎」とは、
起業家が会社経営者の前で
プレゼンをおこない、
出資を引っ張る
という番組で当時は
人気を博していました。

 

毎回4～5人の経営者が
出演していましたが、
加藤さんもその一人でした。

 

ただ、なんだか彼だけ
一人浮いた存在という
印象があります。

 

というのも、
他の経営者は自分で
会社を起こした経営者ですが、
加藤さんは美空ひばりさんの
息子さんで世襲みたいなもん
だったからです。

 

苦労を知らない二代目
という感じですね。

 

とはいえ、マネーの虎の
他の社長はその後、
苦労している人も多い模様。

 

川原ひろしさん → なんでんかんでん倒産

堀之内九一郎さん → 倉庫生活館倒産

安田久さん → エイチワイシステム倒産

南原竜樹さん → オートトレーディングルフトジャパン倒産

 

それらに比べれば、
加藤さんは良いほうなの
かもしれませんけど。

 

成功していた「虎」でさえ、
経営数値を読み間違えて
経営判断を誤れば、
倒産の憂き目にあうわけです。

 

事業運営において、
いかにキャッシュフローを
きちんと理解することが
重要かがわかりますね。

 

「マネーの虎」では、
「ノーマネーでフィニッシュです」
が有名なセリフでしたが、
現実の経営ではノーマネーになる前に
手を打たなければ、
それは「倒産」を意味します。

 

そのためにちゃんと
会社のお金の流れを
理解しましょう。

 

お金のブロックパズルなら
お金の流れを見える化できて、
わかりやすいですよ。

お金のブロックパズルってなに？（その５　まとめ編）

 

「ノーマネーでフィニッシュです」
なんてならないように
しなくちゃ、ですね。

 

本日も最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。

税理士 / キャッシュフローコーチ
齋藤泰行（さいとうやすゆき）
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