お金のブロックパズルってなに?(その1 売上~変動費編)
(Vol.434/500)
お金の流れを見える化するツール「お金のブロックパズル」をご紹介します。
お金の流れを見える化
・決算書が読めない、、、
・儲かってるはずなのに、なぜか手元にお金がない、、、
・手元資金でヒヤッとした経験がある、、、
・経営判断は勘任せ、、、
なんて方は、知っておいて損はありません。
決算書の経営数値を見える化するためのツール、「お金のブロックパズル」です。
これがわかると、いろんな経営判断を経営数値に基づいておこなうことができるようになります。
では、これから数回にわたり、「お金のブロックパズル」がどういうことを表している図なのか、を書いていきます。
その前に1点だけ。お金のブロックパズルは、お金の流れの見える化にあたり、わかりやすさ。これを重要視しています。
なので、
わかりやすさ > 正確さ
で書かれてる部分があります。この点だけ、ご了承くださいね。
では、お金のブロックパズルをみていきましょう。
売上のブロック
まず、長方形のブロックを書きます。
売上のブロックです。ここでは100としました。
変動費のブロック
次に、横長のブロックを書きます。
変動費のブロックです。ここでは20としました。
では、変動費ってどんな費用でしょうか?
決算書にそんなのあった?
と思った方もいるかもしれませんね。
これは、管理会計の用語で決算書には出てきません。
変動費とは、売上に比例して増えたり減ったりする費用です。
売上が↑なら、変動費も↑
売上が↓なら、変動費も↓
売上に比例して費用も変動します。だから、変動費ですね。
たとえば、ペットボトル飲料を50円で仕入れて100円で売れたなら、この仕入れが変動費ですね。
・売上100円
・変動費50円
仮に2本売れたなら、
・売上200円
・変動費100円
ですね。
たとえば、仕事を外注に出す場合。この場合、外注費が変動費となります。
このように業種によって何が変動費になるかは変わります。
では、あなたの会社の場合、どんな費用が変動費に該当しますか?
仕入れ?外注費?それとも他の費用?
これは、次回までの宿題としましょう(笑)
どんなものが変動費に該当するか考えてみましょう。
本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
税理士 / キャッシュフローコーチ
齋藤泰行(さいとうやすゆき)
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