やっぱり、脱税は割に合わない
(Vol. 783/1000)
お笑いコンビ
チュートリアルの徳井さんが
国税に脱税を指摘されました。
やっぱり、この話題って
なくなりませんね。
徳井さんは、税務調査を受けて
2018年までの7年間で
約1億2千万円の申告漏れを
指摘されました。
徳井さんは、所属する
吉本興業から支払われる
出演料を個人が設立した
「株式会社チューリップ」
で受けていました。
2012年から2015年の間の4年間で
個人的な旅行代や洋服代を
会社の経費に計上。
また、どうやら
2016年から2018年の3年間は
無申告だった模様。
経費については、
度合いにもよりますが、
見解の相違みたいことも
あるかもしれません。
ただ、無申告はまずい。
某番組MCは、
「3年くらいまとめて
納めればいい、
と思ってたかもしれない」
とコメントしていたようですが、
そんなことは
あり得ないでしょう。
すでに修正申告・納付も
終えているとのことですが、
そういうことでは
ありませんよね。
売れっ子のタレントさんならば、
ある種、社会的な
役割を担う存在です。
そういう立場の人が
納税を怠るのは大問題です。
現代はコンプライアンスの時代です。
もしかしたら、この問題を
きっかけに仕事に
大きな影響を与えても
おかしくありません。
クリーンなイメージが
大事ですからね。
今回の事態を本人は、
「自分の無知と怠慢、幼稚」
とコメントしたそうですが、
その前は申告していたことを
考えると知らないじゃ
済まされません。
本当に知識不足や怠慢で、
個人的な経費を計上したり、
無申告したり、
だったのかもしれませんが、
後から払う代償は大きいです。
もちろん、それまでに
納めるべき税金と延滞金も
そうですが、それ以上に
社会的な制裁は重い。
やはり、「脱税」は
割にあいませんね。
本人に脱税の意志が
あろうとなかろうと、
回りが「脱税」と
見ればそれは
「脱税」となります。
そして、重い社会的な
制裁を受けます。
結論。
クリーンな税務申告を
おこないましょう!
ですね。
本日も最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。
税理士 / キャッシュフローコーチ
齋藤泰行(さいとうやすゆき)
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